ココが「○」 |
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・795グラムの超軽量ボディを実現 |
・超高精細IGZO液晶+11acの採用 |
・タッチ+長時間動作モデルも用意 |
ココが「×」 |
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・搭載メモリが4Gバイト固定 |
・バッテリー動作時間は標準的 |
・価格帯はやや高め |
あの衝撃から16ヶ月……13.3型で850グラムという超軽量ボディで世間を驚かせた「LaVie Z」が待望のモデルチェンジを果たした。2560×1440ドット表示の高解像度ディスプレイ、そして前モデルを大きく下回る約795グラムの超軽量ボディを採用したことが大きな刷新ポイントだ。
新LaVie Zは、開発コードネーム「Haswell」こと第4世代CoreプロセッサーのUシリーズを採用する。CPUにチップセットの機能を統合したSoC(System On Chip)となっており、従来と同等以上の性能を確保しつつ、大幅な省電力化を可能にしたことで知られている。この省電力プラットフォームを得て、LaVie Zはどのように進化したのか。軽量を突き詰めるのか、バッテリー駆動時間を延ばすのか、あるいはタッチパネル搭載するのか、はたまた超高解像度ディスプレイ搭載へと発展するのか……以前からその進化の方向性は注目されてきたが、ついにその答えが明らかになった。
新しいLaVie Zは、ラインアップを拡充し、軽量超高解像度モデルとタッチパネル搭載モデルの2系統で展開される。前者は先代機の軽量志向をさらに突き詰めつつ、タブレット、スマートフォンを含めたモバイルデバイスのトレンドである超高解像度液晶ディスプレイを搭載したフラグシップモデルだ。
注目のボディ重量はなんと「約795グラム」。さらに、表示解像度2560×1440ドット、画素密度約220ppiのIGZOディスプレイを搭載するという、おまけというにはあまりに贅沢な付加価値も上乗せされている。映りこみが少ないノングレアになったこともポイントだ。
一方、タッチパネルモデルの重量は約964グラム。こちらはタッチパネルと軽量モデル比で約1.5倍となる大容量バッテリーを搭載する分少し重いが、約14.5時間の長時間駆動を実現している。手軽なタッチ操作が可能になった液晶ディスプレイの解像度は1920×1080ドット、視野角の広いIPSパネル採用と魅力はたっぷりある。先代モデルのバッテリー駆動時間に少し物足りなさを感じていた人、Windows 8/Windows 8.1をタッチで使いたい方にとっては待望のモデルといえるだろう。
なお、新LaVie Zの店頭販売ラインアップは、軽量超高解像度モデルはスペックの違いで2モデル、タッチパネルモデルはカラーの違いで2モデル、合計4モデルで展開される。今回は、全4モデル中の最上位モデルである軽量超高解像度の上位モデル「LZ750/NSB)、ブラックとシルバーのタッチパネルモデル「LZ650/NSS・B」の先行評価機を入手した。最上位モデルを中心にじっくりボディをチェックし、性能や使い勝手を検証していこう。
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