マザーボードの新製品で目立っていたのは、ASUSTeKのB85モデル「VANGUARD B85」だ。micro ATXフォームファクタの製品で、価格は1万3000円弱となる。同社の高耐久シリーズ「TUF」に属する割安なマザーで、SATA3.0ポートが4基、PCI Express x16スロットが2基とB85らしい控えめな仕様となっているが、静電気ガード機能を搭載したり固体コンデンサを採用したりするなど、上位の「SABERTOOTH X87」や「GRYPHON Z87」と共通する特徴を備えている。
パソコンショップ・アークは「そこまでパフォーマンスや拡張性は求めないけれど、とにかく堅牢なマシンが組みたいという人にお薦めです」と話していた。
もう1つの注目株は、AMD A88Xを搭載するギガバイトのmini-ITXモデル「GA-F2A88XN-WIFI」だ。価格は1万1000円前後。先週登場したASRock「FM2A88X-ITX+」に続く、2台目のSocket FM2+対応のmini-ITXマザーで、ギガビットLANやIEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0をサポートする。
入荷したパソコンハウス東映は「中を開けてみたら、無線LANモジュールがインテル製でした。Wi-Fi搭載モデルが増えている今、“インテルはいってる”AMD系マザーというのも結構あるのかもしれませんね」と面白がっていた。
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