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» 2013年11月15日 13時28分 UPDATE

BF4で遊ぼう:サイコム&Corsair公認コラボモデル「G-Master Vengeance」がすごい (1/2)

Corsair製パーツで固めたサイコムの「G-Master Vengeance」は、細かい部分までこだわったハイエンド水冷モデルだ。BF4の戦場をG-Masterで駆け抜けろー。

[石川ひさよし(撮影:矢野渉),ITmedia]

統一コンセプトで、洗練されたスタイルと性能を実現

og_g-master_001.jpg サイコム&Corsair公認コラボモデル「G-Master Vengeance」

 サイコムから「G-Master Vengeance」が登場した。Vengeanceという名をどこかで聞いたことがある人はよく自作パーツをチェックしている方かもしれない。米Corsairの製品でハイエンドモデルに付けられるブランドネームだ。そう、G-Master Vengeanceは、サイコムとCorsairがタイアップして生まれた公認コラボレーションモデルなのだ。

 G-Master Vengeanceは、Corsair製パーツで固められている。Corsair製品は、ケース、CPUクーラー、電源、そしてCorsairの看板でもあるメモリという内容だ。それでは早速、今回の評価機の構成を見ていこう。

 ケースは「Carbide Series Air 540」。ATXケースだが横幅があり、キューブ型ケースに分類される。十分な横幅を生かして、内部を左右で分割した「デュアルチャンバー方式」をとる。左側はマザーボードやストレージ、右側は光学ドライブなどの5インチベイと、電源といったように、搭載場所を分けることでPC内部の熱のマネジメントが効率的になるといったメリットがある。

 左側面は大型アクリルパネルを採用しており、内部が見えるわけだが、左右分割式で右側部に電源を置くため、ケーブルもスッキリしており、かなり見栄えがよい。PC内部を「魅せる」ことにあまり興味がなかった筆者だが、この製品をひと目見たら、グッとくるものがあった。

og_g-master_002.jpgog_g-master_003.jpg 本体前面/背面

og_g-master_004.jpgog_g-master_005.jpg 本体左側面。左側面はアクリルパネルがはめ込まれている。マザーボードをはじめ、CPUやメモリ、グラフィックスカード、3.5インチベイはこちらにある

og_g-master_006.jpgog_g-master_007.jpg 本体右側面。カバー内は2.5インチベイや電源ユニット、光学ドライブが搭載されている。ケース内部を2つに分けることで、ケーブルの取り回しや熱管理をしやすくしている

 CPUクーラーは、簡易水冷クーラーの「Hydro Series H100i」を採用している。長さ24センチ、12センチ角ファン2面分の面積を持つ大型ラジエータを組み合わせたハイエンド向けモデルだ。CorsairのケースにCorsairの簡易水冷キットという組み合わせなので、当然のことながら無理なく搭載されており、マザーボードとのスペースにもなお余裕がある。設置部分はケース左側の上面。また、水冷ヘッド部分のCorsairロゴにはフルカラーLEDが仕込まれており、専用ソフトを導入することで、好きな色に変更したり、温度に応じて色を変えるといった楽しみ方もできる。

 電源は「HX Series HX750」だ。今回の構成はCore i7-4930K(3.4GHz/最大3.9GHz)にGeForce GTX GTX 780を搭載しているため、750ワットと大容量のモデルが組み合わされている。変換効率を示す80PLUS認証はGold。50%ロード時で90%以上という高い変換効率を実現し、同時に変換ロスとして熱となる要素を抑えている。

og_g-master_008.jpgog_g-master_009.jpg 簡易水冷クーラー「Hydro Series H100i」に大型ラジエータを組み合わせた冷却システムを採用。CPUはCore i7-4930K(3.4GHz/最大3.9GHz)、GPUはGeForce GTX GTX 780だ

 ケーブルはセミモジュラー式で、Carbide Series Air 540の特徴と合わせ、右側から必要なケーブルだけを左側のマザーボードやビデオカードに供給しているため、ケース内はかなりスッキリしている。ファンは14センチ角サイズの静音タイプで、低負荷時にはファンの回転を停止する仕組みとあいまって、非ゲームプレイ時なら生活ノイズにまぎれてしまうほど静かだ。

 なお、さらに高効率な80PLUS Platinumモデルの「AX Series」や、マルチGPU構成に発展できる大容量モデル「HX1050」など、Corsair製品中心にモデルと容量別のBTOメニューを用意しているとのこと。

 メモリは「Vengeance CMZ16GX3M4X1866C9」。これはDDR3-1866対応の4Gバイトモジュール4枚セットだ。Corsairではもっと安価なDDR3-1600メモリなどもあるが、ここは高性能なVengeanceシリーズ製品を採用している。XMPに対応しているので、DDR3-1866がフルに利用でき、高クロック動作のメモリチップを冷却するためのヒートスプレッダも採用している。また、チップ自体、選別テストをパスしたものを採用しているとのことで、安心感が高い。サイコムのこだわりが随所に見られる構成だ。

 そのほかのパーツは他社製品を採用しているが、ゲーミングモデルとしても堅実以上、かなりハイエンドを意識した構成をとっている。それそのほかのパーツについてもチェックしていこう。

 マザーボードはASUSTeKの「RAMPAGE IV FORMULA」を採用している。G-Master Vengeance自体がハイエンド向けであるため、Intel X79チップセット、LGA 2011ソケットのゲーマー向けATXマザーボードを選んだ点はうなずける。

 グラフィックスカードは、GeForce GTX 780搭載カードだ。標準構成ではGeForce GTX 770とのことなので、ひとつグレードを上げたBTO構成になる。リファレンスデザイン製品で、製造メーカーは分からない。ただし、リファレンスクーラーもかなり静かになってきており、アイドル時に関して言えばかなり静かだ。そしてゲーム時には、後ほど具体的な数値を紹介するが、最新ゲームもバッチリ楽しめるパフォーマンスを発揮してくれる。

 SSDはPlextorのPX-128M5Pを採用していた。最新SSDの128Gバイトモデルで、Serial ATA 3.0接続時にはシーケンシャルリードで500Mバイト/秒の転送速度を実現する。128Gバイト単体となるとさすがにゲームをするにも少し容量不足だが、そこはBTOで補うところ。もちろん大容量SSDという選択肢もあるが、コストパフォーマンスで有利なHDDを追加するといった選択肢もアリだろう。

og_g-master_010.jpgog_g-master_011.jpg 左側面の下部に3.5インチベイ、右側面に2.5インチベイを搭載。SSD/HDDの増設や交換を手軽に行える

 このように、Corsair製品を中心に軸が決まっていると、全体的にブレが少なく、コンセプトに忠実にまとまっている印象を受ける。

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