Samsung Electronicsは12月9日(現地時間)、最大1Tバイトの容量を持つmSATA接続の「840 EVO mSATA SSD」シリーズを発表した。ラインアップは、120Gバイト/250Gバイト/500Gバイト/1Tバイトで、1Tバイトモデルはシーケンシャルリードが540Mバイト/秒、シーケンシャルライトが520Mバイト秒、4Kランダムリードは9万8000IOPS、4Kランダムライトが9万IOPSとなっている。
7月に登場した2.5型SSD「840 EVO」シリーズのmSATA版で、主に薄型ノートPC向けに提供する。840 EVOと同様にTLC NANDフラッシュを採用するほか、独自高速化技術の「TurboWrite Technology」を搭載。Haswell搭載システムとの組み合わせでアイドル時の消費電力を抑える「DEVSLP」や、セキュリティ機能としてTCG Opalをサポートする。また、従来同様、付属ユーティリティのMagician Softwareにより、メインメモリをキャッシュとして利用し、さらに高速化する「RAPID Mode」も利用できる。
なお、グローバルでは12月中出荷となっているが、日本国内向けの価格や提供時期は明らかにされていない。
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