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» 2014年05月09日 23時22分 UPDATE

機能も大事。デザインも大事:MSI、Intel 9シリーズチップセット搭載マザーボード“正式”発表 (1/2)

“公表”や“正式じゃないけれど”という微妙な状況が続く9シリーズマザーボード。MSIは次期主力マザーボードを正式に発表した。

[長浜和也,ITmedia]

日本市場では20製品を投入

 エムエスアイコンピュータジャパン(以下、MSI)は、5月9日に、インテルの未発表チップセット「Intel Z97 Express」「Intel H97 Express」を搭載するマザーボードの新モデルを発表した。同じ日に関係者に向けて行った説明会では、チップセットそのものの仕様については明らかにしなかったものの、マザーボードラインアップを構成する各シリーズで導入する特徴的な機能などをアピールしている。

 今回、MSIが日本市場で投入するのは、Intel Z97 Expressチップセット搭載モデルが、OverClocking Series 3機種、Gaming Series 6機種、Classic Series 6機種の15機種。Intel H97 Expressチップセット搭載モデルが、Gaming Series 1機種、Classic Series 4機種の5機種だ。それぞれチップセットとシリーズごとのラインアップ、そして、税別の実売予想価格は以下の通りになる。

シリーズ名 製品名 チップセット 実売予想価格(税別) 出荷開始時期
OverClocking Series Z97 XPOWWR AC Intel Z97 Express 4万9800円前後 5月下旬
Z97 MPOWWR MAX AC Intel Z97 Express 2万9800円前後 5月11日
Z97 MPOWWR Intel Z97 Express 2万3800円前後 5月中旬
Gaming Series Z97 GAMING 9 AC Intel Z97 Express 3万4800円前後 5月下旬
Z97 GAMING 7 AC Intel Z97 Express 2万980円前後 5月11日
Z97 GAMING 5 Intel Z97 Express 1万7980円前後 5月11日
Z97 GAMING 3 Intel Z97 Express 1万4980円前後 5月中旬
Z97M GAMING Intel Z97 Express 1万7980円前後 5月中旬
Z97I GAMING AC Intel Z97 Express 2万1980円前後 5月下旬
H97 GAMING 3 Intel H97 Express 1万3980円前後 5月中旬
Classic Seeries Z97S SLI PLUS Intel Z97 Express 1万5980円前後 5月下旬
Z97-G55 SLI Intel Z97 Express 1万4980円前後 未定
Z97 GUARD-PRO Intel Z97 Express 1万3800円前後 5月下旬
Z97 PC Mate Intel Z97 Express 1万1800円前後 未定
Z97M-G43 Intel Z97 Express 1万2480円前後 5月下旬
Z97I AC Intel Z97 Express 1万5980円前後 5月末
H97 GUARD-PRO Intel H97 Express 9980円前後 5月下旬
H97 PC Mate Intel H97 Express 9980円前後 未定
H97M-G43 Intel H97 Express 9480円前後 5月中旬
H97I AC Intel H97 Express 1万2980円前後 5月末

GAMINGシリーズのマザーボードと“グラフィックスカード”連携のOC機能を導入

 PCゲーミング市場が専用機を上回るペースでプラス成長を続けていると主張するMSIは、GAMINGシリーズをMSIマザーボードラインアップの主力と位置付けている。そのGAMINGシリーズの特徴として最初に取り上げたのが、赤をアクセントカラーと竜をイメージしたロゴデザインだ。ゲームユーザーだけでなく、ゲームユーザーに多い“PCケース改造ユーザー”に強く訴求できたという。

 2014年に登場するモデルでも、デザインを重視した変更を加えている。ヒートシンクは竜の爪をイメージしたデザインを取り入れたほか、光沢を抑えた黒基調の基板カラーや赤と黒のカラーリングを施したバックパネルのインタフェースコネクタなど、細部にわたって統一感を出すように配慮している。

 機能面では、USBオーディオ専用の電源を用意することで、USBヘッドフォンやUSB DACに対して安定て電力を供給して音質の向上を目指したほか、Creative Sound Blaster Cinema 2を実装やアナログ信号を扱う領域とデジタル信号を扱う領域を分離してノイズの軽減を図り、高品質オーディオコンデンサや金メッキを施したオーディオコネクタなど、サウンド関連における改善について特に言及している。

kn_msi9mb_43.jpgkn_msi9mb_44.jpg ヒートシンクのデザインは“竜の爪”をモチーフにした(写真=左)。そのほかの細かい部分でもデザイン的な配慮を払っている(写真=右)

 なお、オーバークロック関連機能については、新しく登場する“GAMING”グラフィックスカードとGAMINGマザーボードの組み合わせで両方を制御できるGaming Appを用意する。イージー・オーバークロッキングモードや簡単にできる省電力モードによって、オーバークロックに慣れていないユーザーでもゲームにおける処理能力を向上できるとMSIは説明している。

 また、有線LANコントローラとして実装したKiller E2200について、転送するパケットサイズとスループットの関係から、小さいパケットサイズではIntelのコントローラより50%早い転送速度が維持できるほか、ゲーム実況のストリーミング送信で多くなる大きいパケットサイズでは、Intelコントローラと比べて圧倒的に高い転送レートとなるなど、ゲーム用途にはKiller E2200が優れていると主張した。

kn_msi9mb_45.jpgkn_msi9mb_46.jpg GAMINGシリーズのマザーボードとグラフィックスカードを連携して動作クロック制御ができるユーティリティと(写真=左)、小サイズパケットと大サイズパケットで性能を発揮するKiller E2200と(写真=右)、ゲーム利用を重視した機能を用意する

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