ここから選ぶ! これなら買える「4K対応ディスプレイ」10万円切って高機能、しかも4K(1/3 ページ)

» 2014年06月27日 16時53分 公開
[ITmedia]

使えば分かる「確かに違う!」4Kディスプレイに注目

 PCディスプレイ市場で、いま注目のキーワードが「4Kディスプレイ」だ。解像度3840×2160ピクセルに対応するハイエンドディスプレイという位置づけで2013年にはカラーキャリブレーションやAdobe RGB、sRGBで表示できる色域の広さを訴求するモデルを中心に新モデルが登場していた。ただ、高機能モデルだけに、価格も30型モデルで30万円台と、コンシューマーユーザーが購入候補とするにはまだまだ高い状況だった。

 しかし、2013年の年末から2014年の第一四半期に実売価格が10万円台、または、10万円を切る製品が4K対応モデルでも登場するようになり、ここにきてコンシューマーユーザーの注目が一気に高まってきている。ディスプレイベンダーも低価格の4K対応モデルを2014年の初めに発表しているが、そのモデルがようやく出荷を始めている。

 PC USERでも、デルやASUSTeK、レノボ・ジャパンなどの4K対応ディスプレイをニュース記事として紹介しているが、いかんせん、発表から出荷開始まで時間がたっているモデルも少なくない。

 そこで、この記事ではこれまでPC USERで紹介してきた4K対応ディスプレイをまとめてみた。個人でも予算を気にせず周辺機器を購入しやすいこの週末に、4K対応ディスプレイも検討候補に加えてみてはいかがだろうか。

デル「P2815Q」

 P2815Qは3840×2160ドット表示に対応した28型ワイド液晶ディスプレイだ。TNパネルやリフレッシュレート30Hz表示とスペックを抑えており、金融や設計、地図、測量など膨大な情報を一度に表示することで生産性が上がるデスクワークに向く。映像入力はDisplayPort 1.2、Mini DisplayPort、HDMI 1.4(MHL 2.0)の3系統を搭載するほか、DisplayPort出力も装備し、DisplayPort対応機器のデイジーチェイン接続に対応する。直販価格は6万9980円(税込)だ。

デルの4K対応28型ワイド液晶ディスプレイ「P2815Q」

レノボ「ThinkVision Pro2840m Wide」

 レノボの「ThinkVision Pro2840m Wide」は、アスペクト比16:9となる3840×2160ピクセル表示に対応した高解像度対応モデルで、“7万円台”の価格を実現している。輝度は270カンデラ/平方メートルで応答速度は5ミリ秒。映像入力インタフェースとして、DisplayPort×1、Mini-DisplayPort×1、HDMI×2を搭載する。

「ThinkVision Pro2840m Wide」

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー