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» 2014年12月31日 20時42分 UPDATE

2014年のアキバまとめ後編:GTX 980/970が新たなハイエンド像を、「Windows 8.1 with Bing」が新たなジャンルを生んだ (1/4)

自作の街・アキバの2014年を象徴する8大トピックス。後半の4テーマは「DDR4対応のX99」と「GeForce GTX 980/970」「超小型PC」、そして「円安による値上がりと特価競争」だ。

[古田雄介,ITmedia]

6月〜9月:DDR4メモリとHaswell-E、X99マザーが登場し、ハイエンド構成の定番を一新

 5月デビューのHaswell RefreshとIntel 9シリーズマザーに続いて、8月30日には、ハイエンド向けプラットフォーム「LGA 2011-v3」に対応するCPUとマザーボードが売り出された。CPUは「Haswell-E」に属する「Core i7-5960X/5930K/5820K」の3モデルで、マザーボードはIntel X99 Expressチップセット搭載モデルが各社から多数登場している。対応メモリにDDR4を採用しているのが最大の特徴だ。

 最下位CPUのCore i7-5820Kは4万5000円前後で、X99マザーは最低価格帯で2万円台後半。メインストリームと比べて高価なこともあり、初回からCPUもマザーボードもアキバ全体で十分な供給量があった。当時、TSUKUMO eX.は「前世代であるLGA 2011プラットフォームを使っていた人が乗り換えるという流れが中心です。その需要から考えるとたっぷり仕入れられていると思います」と話していた。

og_akibamatomek_001.jpg LGA 2011-v3対応Core i7の最上位「i7-5960X」。12万円前後で発売された

og_akibamatomek_002.jpg 9月中旬にはLGA 2011-v3対応の「Xeon E5」シリーズも登場。BUY MORE秋葉原本店では「Xeon E5 2690v3」(12コア/24スレッド/1個23万円強)を2基搭載した48スレッドマシンのデモ機が展示されていた

og_akibamatomek_003.jpg ギガバイトから登場したX99マザー上位。左から「GA-X99-SOC Force」(5万円弱)と「GA-X99-UD5 WIFI」(5万4000円弱)、「GA-X99-Gaming G1 WIFI」(3万8000円弱)

 しかし、DDR4メモリは事情が異なる。先行して6月末にSanMax製のDDR4-2133メモリが若干数出回ったが、瞬く間に完売。その後、8月後半にADATA製品が売り出されるようになったが、「本来ならDDR4全体でもう少し潤沢に出回っていないといけない時期。少数入荷ですし、見つけたら買っておかないとという人が多いので、すぐ売り切れると思います」(BUY MORE秋葉原本店)と心配されるような状況でLGA 2011-v3の販売開始を迎えることになった。

 予想通り、9月以降も「DDR4だけ枯渇していますね」(パソコンSHOPアーク)といった状況がしばらく続き、10月に入って多少状況が改善した後もDDR4-2133以上の高速モデルを中心に品薄が続くことになる。

og_akibamatomek_004.jpg DDR4メモリの売り切れを知らせるパソコンSHOPアークのPOP。次回入荷は「8月頃を予定?」と書いてある。価格は8Gバイト×2枚のが3万5980円、8Gバイト×4枚が6万9980円だった

og_akibamatomek_005.jpg クルーシャルのDDR4-2133メモリ。8Gバイト×2枚が2万5000円前後、4Gバイト×2枚が1万4000円前後でデビューした

og_akibamatomek_006.jpg 9月初旬に撮影した、DDR4メモリの購入制限をおわびするパソコンSHOPアークの張り出し

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