　GT80 Titan SLIは、CPUにCore i7-4980HQ（2.8GHz／最大4GHz、4コア8スレッド、3次キャッシュメモリ6Mバイト）を採用し、DDR3-1600を8Gバイト×3の24Gバイト載せる。ストレージには容量128GバイトのM.2 SATA SSDの2基をRAID 0構成でシステムドライブとして利用するほか、7200rpmの1TB HDDも搭載する。ネットワークコントローラには、IEEE802.11acに対応した「Killer N1525」を実装する。

デバイスマネージャーからも、GeForce GTX 980Mを2基搭載していることが確認できる

キーボード右側のトラックパッドは、タッチ式のテンキーとして利用できる

　キーボード上部のカバーを開くと、ストレージ用スロットなどにアクセスできる仕組みになっており、M.2 SATA SSD×4構成にすることで、MSIが「Super RAID 3」と呼ぶ、1600Mバイト/秒のストレージ性能を実現できる。キーボードにはCherry MXの茶軸を採用したSteel Seriesの88キーボードを採用、W／A／S／Dキーには交換用の金属製のオプションキーもバンドルする。

キーボード上部は、ストレージやメモリにアクセスできる拡張エリアとなっており、M.2 SATA SSDスロットを4基備え、MSIがSuper RAID 3と呼ぶ、1600Mバイト/秒のストレージ性能を実現できる

金属製のW／A／S／Dキーも付属する

USB 3.1対応のゲーミングノート「GT72 Dominator Pro」

　MSIは、USB 3.1に対応した17.3型ディスプレイ（解像度1920×1080ピクセル）搭載ゲーミングノートPCの「GT72 Dominator Pro」も発表した。CPUにCore i7-4710HQ（2.5GHz／最大3.5GHz、4コア8スレッド、3次キャッシュメモリ 6Mバイト）を搭載し、グラフィックスコアにはGeForce GTX 980M（グラフィックスメモリ8Gバイト）を採用する。

USB 3.1に対応した17.3型ディスプレイ搭載ゲーミングノートPCの「GT72 Dominator Pro」、左側のバンダナにUSB 3.1対応SSDが隠れている

　システムメモリは、DDR3L-1600 SO-DIMM 8Gバイト×4の32Gバイトをデュアルチャネル構成で載せ、ストレージには最大4基の128Gバイト M.2 SATA SSD×4をRAID 0構成で装備（ストレージ容量は512Gバイト）することで、最大1600Mバイト/秒のパフォーマンスを実現する「Super RAID 3」をサポート。ほかにも、1Tバイトの7200rpm HDDも装備する。

　MSIは、本製品で対応したUSB 3.1の転送速度を訴求するライブデモを行った、デモで使用した外付けSSDは非公開だったが、そのコントローラには、ASMediaのUSB 3.1コントローラを採用し、シーケンシャルリード性能で650Mバイト/秒超、シーケンシャルライト性能でも620Mバイト/秒超という高い値をみせた。