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» 2015年01月20日 18時23分 UPDATE

新生LaVie、始動:業界競争に縛られた発想からユーザーの課題解決を第一に考えた発想へ──NEC、製品説明会で“新生”LaVie宣言 (1/2)

NECが2015年春モデルとして発表した新モデルは、名称を一新しただけでなく、フリースタイルPCや軽量薄型の2in1に大画面2in1と新しいアイデアに満ちている。そのNECの新時代を語った。

[長浜和也,ITmedia]

人が行くのではなく人のいるところにPCを

 NECパーソナルコンピュータは、1月20日に2015年春モデルを発表し、同日製品説明会を行った。NECパーソナルコンピュータ取締役執行役員常務の留目真伸氏は、新製品の説明に先立ってNECのPCシェアとタブレットシェアについて紹介し、2014年のPCシェアが24.9%(直近の10月から12月では26.2%)、タブレットシェアが17.7%(直近の10月から12月では20.5%)と成長していることを示した。この理由について留目氏は、日本人ユーザーが求める安心、簡単、快適路線が支持された結果と説明する。

kn_necevent_01.jpg PCにおいてもタブレットにおいてもNECのシェアは拡大している

 2015年は、LaVieブランドが登場して20年目だが、PCの利用スタイルは20年間変わっていないと述べる留目氏は、これからのPCのあるべき姿を考え、デジタルライフを支援するサービスを十分に利用できていない現状に置いて、これからのアプリとサービスのあるべき姿を考え、ユーザーが必要とするPCだけでなく、アプリケーションやサービスもふくめてユーザーに提案していく「新生LaVie」を2015年春モデルから始動すると宣言した。

kn_necevent_02.jpgkn_necevent_03.jpg LaVieブランドが始まって20年間。ユーザーのPC利用は変化がなく、デジタルサービスの利用者は依然として少数にとどまる

 新製品の具体的な説明は、NEC商品企画本部の森部浩至氏が行った。森部氏は、自宅で使うPCは、これまでPCのある場所に人が移動して使っていたが、これからは、人がいるところにPCがあることが重要とし、いつもそばにあって自由に操作できるフリースタイルPCとして、「LaVie Hybrid Frista」を企画したと説明した。

kn_necevent_04.jpgkn_necevent_05.jpg PCのあるところに人が行くのではなく人のいるところにPCを置く

 LaVie Hybrid Fristaは、料理中のぬれた手でもジェスチャー操作でレシピアプリケーションを操作できたり、好きな音楽をBGMにしてフォトフレームとして利用できたりすることで、キッチンでもリビングでも使えるPCを目指した。説明会のデモでは、出勤前にサイドボードの上に置いたFristaでニュースをチェックしたり、キッチンで料理中にジェスチャー操作でレシピを確認したり、といった家庭内で幅広い場面で利用できることを紹介した。

kn_necevent_07.jpgkn_necevent_08.jpg 通勤前のリビングで情報をチェックし、キッチンで料理中のぬれた手でもジェスチャーでPCを操作できる

 森部氏は、LaVie Hybrid Fristaがどこでも自由に設置できる理由として、L字フォームを採用したボディデザインを挙げている。同じサイズのディスプレイを搭載するノートPCと比べて設置面積を40%削減できたことや、本体奥行きサイズが16センチにとどまっていることから、サイドボードやキッチンのカウンターといった狭い場所でも設置できると説明する。

 また、音声認識操作やジェスチャー操作が可能な高い処理能力を持たせるために、インテルの第5世代Coreプロセッサー・ファミリー(上位構成のHF750/AAはCore i5-5500Uを採用)を搭載するほか、ディスプレイ解像度が1920×1080ピクセル、本体にBDXL対応Blu-ray Discドライブを内蔵し、ヤマハのAudioEngineを実装するなど、

PCとしても高い性能を有していることをアピールした。

kn_necevent_09.jpg LaVie Hybrid Fristaのボディとシステム構成の特徴

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