「LaVie Hybrid ZERO HZ550/AAB」の軽さにまたしても驚くこれぞLaVie Zの直系(1/3 ページ)

» 2015年04月09日 11時34分 公開
ココが「○」
・とにかく軽い779グラム
・しっかりとタイプできるキーボード
ココが「×」
・軽さとトレードオフのバッテリー駆動時間
・価格とトレードオフの処理能力

クラムシェルタイプのZEROは軽さが魅力

 NECパーソナルコンピュータが発売した「LaVie Hybrid ZERO」シリーズは、従来の「LaVie Z」から大幅な進化を遂げた13.3型ディスプレイ搭載のノートPCだ。シリーズには3モデルが存在し、上位モデルの「HZ750/AAB」と「HZ650/AA」シリーズがタッチパネル対応の2in1 PCで、「HZ550/AAB」が非タッチパネルのクラムシェルモデルとなっている。

 ラインアップでは、ディスプレイが360度開いてノートPCとしてもタブレットとしても使える2in1 PCでありながら、約926グラムという軽さを実現した「HZ750/AAB」「HZ650AA」が話題となっているが、今回取り上げる「HZ550/AAB」も実用性という面では負けていない。

 「HZ550/AAB」は、上位モデルと違ってタッチパネルを搭載せず、2in1 PCでもない、オーソドックスなクラムシェルタイプのノートPCだが、それだけに約779グラムと軽い。「別にタブレットでなくてもいい」「とにかく軽いノートPCが欲しい」というユーザーには魅力的な製品だ。

クラムシェルタイプで薄型軽量なLaVie Zの正統な後継モデルといえる「LaVie Hybrid ZERO HZ550/AAB」

 CPUは、第5世代Coreプロセッサー・ファミリーのCore i5-5200U(2.20GHz/最大2.7GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュメモリ3Mバイト)を搭載する。14ナノメートルプロセスルールを導入したBroadwell-Uアーキテクチャを採用し、TDPが15ワットと低消費電力ながら、CPUとグラフィックスの処理能力がともに従来より向上している。

CPU-ZとGPU-ZでCore i5-5200Uと統合したグラフィクスコアのIntel HD Graphics 5500の仕様を確認する

 OSは64ビット版 Windows 8.1 Updateを導入する。データストレージは128GバイトのSSDだ。システムメモリの容量は4Gバイト。本体搭載のインタフェースは2基のUSB 3.0と、HDMI出力、SDメモリーカードスロットを備える。バッテリー駆動時間はカタログスペックで約5.9時間となっている。

LaVie Hybrid ZERO HZ550/AABの主な仕様
OS 64ビット版 Windows 8.1 Update
CPU Core i5-5200U(2.2GHz/最大2.7GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュ3Mバイト)
システムメモリ 4Gバイト(LPDDR3 SDRAM、最大4Gバイト)
グラフィクスコア Intel HD Graphics 5500(CPUに統合)
グラフィックスメモリ 最大2007MB(メインメモリと共用)
ディスプレイ 13.3型ワイド(2560×1440ピクセル) 、ノングレア
タッチパネル
HDD/SDD SSD 約128Gバイト(Serial ATA)
BD/DVD/CDドライブ 別売
サウンド ヤマハ製AudioEngine機能搭載、Intel High Definition Audio準拠、RealTek ALC286S搭載
スピーカー 内蔵ステレオスピーカー(1W+1W)
無線LAN IEEE802.11ac/a/b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.0
キーボード キーピッチ18ミリ、キーストローク1.2ミリ、JIS標準配列85キー
インターフェイス USB 3.0×2(うち1ポートはパワーオフUSB充電機能付き)、HDMI出力、ヘッドフォンマイクジャック
カードスロット SDメモリーカードスロット(SDHC/SDXC)
Webカメラ HD解像度720p対応、有効92万画素、ステレオマイク内蔵
サイズ 319(幅)×212(奥行き)×16.9(高さ)ミリ
重量 約779グラム(内蔵バッテリパック含む)
ACアダプタ 約94(幅)×41(奥行き)×30(高さ)ミリ/約192グラム
バッテリー リチウムポリマーバッテリー
バッテリー駆動時間 約5.9時間
バッテリー充電時間 電源ON状態約3.0時間/電源OFF状態約2.5時間
オフィスアプリ Offce Home&Business Premium プラス Office 365サービス

NEC Direct

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