グラフィックスカードで目立っていたのはZOTACのGeForce GTX 960カードだ。1つはショート基板を採用した「ZT-90310-10M」。90ミリのシングルファンを搭載し、カード長は174ミリとなる。価格は2万5000円弱〜2万8000円弱だ。
パソコンSHOPアークは「準ファンレスのカードです。最近は小型ケースでゲームマシンを組み立てたいという人も多いですし、mini-ITX(170×170ミリ)サイズのグラフィックスカードは人気がありますね。上を目指せばGTX 970にもこの長さのものがありますが、価格的にこちらも人気が出そうです」と話していた。
もう1つは、「ツクモ限定販売」と謳われる「ZTGTX96-2GD5BL01」だ。シングルファンで吸気して、背面ブラケットの通気口から排気する外排気タイプのクーラーを採用しており、価格はTSUKUMO eX.で3万1104円となる。
同店は「外排気はケース内に熱をこもらせたくない場合や、SLIを構築するなどしてカード周りに十分なスペースがとれない構成のときに重視する人が多いですね。クーラーの仕様にも様々な流行がありますが、外排気のニーズを求める層は一定数いますから、こういうラインアップが増えるのは歓迎したいです」と喜んでいた。
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