今週は、8月1日発売のWindows 10を盛り立てるように多くのショップが注力していたが、別の日付のイベントを告知するポスターも複数のショップで見かけるようになっている。
例えばドスパラ パーツ館の入り口には、「新CPU 新チップセット発売のため22時まで営業いたします!」と、8月5日の営業時間延長告知ポスターがある。
タイミング的に、インテルの次世代CPU「Skylake」と、対応するチップセットが載ったマザーボードの発売をほのめかしているように思われる。それを裏付けるように、「詳細は一切説明できない」という条件の下で、いくつかのショップが未発表マザーの展示を始めている。これも新しいプラットフォームが登場する前によくある光景だ。
ただし、発売イベントがWindows 10のように街を挙げたものになるかは分からない。某ショップは「5日の21時に発売を準備しているお店がいくつかありますが、ウチはやりません。イベントで集まった人たちに販売できるほど“石”がそろわないかもという不安があるんですよね」と明かしてくれた。
他の声も総合すると、マザーボードは十分ながらCPUの供給が覚束ないということらしい。昨年6月デビューの「Devil's Canyon」が、発売直前まで弾数不足を不安視されていたのも記憶に新しい。はたして今回はどうなるか?
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