パッケージ版「Windows 10 Home」の値上げにショップ困惑の声古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2015年10月05日 13時21分 公開

各店で品ぞろえが大きく変わるWindows――10 Homeパッケージ版の今後は?

 既報の通り、10月1日に日本マイクロソフトはWindows 10 Homeのパッケージ版とダウンロード版を11月6日から値上げすることを公式ブログで発表した。現在の参考価格はどちらも1万4904円だが、価格改訂後は1万9008円となる。

 これにより、(PCパーツとバンドルで1万台後半となることが多い)DSP版のWindows 10 Homeよりもパッケージ版のほうが安いという逆転現象が解消されることになる。Windows 10 ProやDSP版全般の価格に変更はない。

11月6日の値上げが告知されたWindows 10 Homeのパッケージ版

 発表直後のアキバを眺めると、ユーザーからの反応はまだなかったものの、PCパーツショップからは10月中に10 Homeパッケージ版の駆け込み購入が起きる可能性を指摘する声が上がっている。

 また、「現在の価格バランスだから10 Homeのパッケージ版を相当数在庫してきたのに。いまある在庫は11月以降も現行の値段で出したいし、今後についてもどうにかかけあいたい」と怒りをにじませながら受け入れに悩むコメントも聞いた。

 実際、最近は店毎にWindowsの品ぞろえが大きく変わるので、今回の価格改定を機に作戦変更を余儀なくされるところも出てきそうだ。

 Windows 10のDSP版とパッケージ版を併売するところもあれば、10 Homeのみパッケージ版に絞って売っているところもあるし、パソコンハウス東映のように独自の工夫で10 Home DSP版のほうを安く設定しているショップもある。旧タイプはWindows 7のみ扱うところと8.1中心のとろこがある。価格順とラインアップをあわせてみると、異なる系列店では同じ構成を見つけるのが難しいくらいだ。

TSUKUMO eX.のOS価格表。DSP版とパッケージ版の10を併売している。旧タイプは8.1が中心だ

BUY MORE秋葉原本店の価格表。10 Home DSP版と8.1の在庫はあえて切らす割り切った戦略をとっている

パソコンハウス東映の価格表。安価なCPUクーラーをバンドル対象とするなどしてWindows 10 Home DSP版の最小価格を1万3000円以下にしている

 OSの売れ行きについて、あるベテラン店員氏は「現状、将来の10アップグレードを想定して7や8.1を購入する人は多いですが、7はSkylake環境でインストールしづらい問題があり、やや失速しています。最初から10を選ぶ人と拮抗(きっこう)していますが、これまでは10 Homeパッケージ版の安さに支えられているところもありました。正直、11月以降の動きは分かりません。10 Home パッケージ版のニーズが同DSP版に流れるのか、8.1(ノーマル)に流れるのか。後者なら品ぞろえを変えないといけないお店も出てくるでしょう」と話していた。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  3. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  4. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  5. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  6. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  7. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  8. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  9. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  10. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年