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「VAIO S11」発表――SIMフリーLTEに最適化した11.6型モバイルノートPC:PC向けの独自SIMプランも用意(1/3 ページ)

» 2015年12月09日 09時00分 公開
[前橋豪,ITmedia]

SIMフリーLTEに最適化したVAIO、独自のプリペイドSIMも用意

 VAIOは12月9日、SIMロックフリーLTE対応の11.6型モバイルノートPC「VAIO S11」を発表した。12月18日より順次販売を開始する。価格はオープン、購入時に仕様が選べるVAIO OWNER MADEモデルは直販価格が11万4800円(税別、以下同)から。

VAIO S11 SIMロックフリーLTE対応の11.6型モバイルノートPC「VAIO S11」

 同社によれば、VAIO S11はビジネスの要求に応える堅牢設計などの仕様と快適さをコンパクトボディに凝縮しつつ、「本気でモバイルする人」をターゲットに開発したという。場所を選ばずネットにつながるようSIMロックフリー対応のLTE通信モジュールも内蔵し、PCデータ通信に最適化した独自のSIMプランも用意した。

 国内専用設計によって多くの格安SIMが使用するNTTドコモのバンドを幅広くカバーし、4G LTEはBand 1、3、19、21のクアッドバンドに対応(下り最大150Mbps/上り最大50Mbps)、3GはBand 1、19に対応する。

 VAIO S11自体も最初からLTEの受信感度に最適化した設計を行った。液晶ディスプレイの上部には本体ノイズの影響を受けない最適な場所にアンテナを配置し、ボディの素材に電波を通さない金属ではなく樹脂を用いることで受信感度の向上を図り、感度確保のために塗料の組成にも配慮している。また、メインボード上にあるCPUとメモリの動作が受信感度に影響しないよう、シールドで覆う工夫もした。

アンテナの配置 VAIO S11の開発用スケルトンモデル。液晶ディスプレイの上部には本体ノイズの影響を受けない最適な場所にアンテナを配置した

 独自SIMについては、NTTコミュニケーションズと共同でPCモバイルデータ通信に最適化した格安SIMプラン「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM&特別料金プラン」を用意した。プリペイド式のSIMで、「手間なし1年間プラン」「手間なし2年間プラン」「手間なし3年間プラン」の3種類から選択できる。12月9日にオープンしたVAIOの直販サイト「VAIO STORE」限定で同日より販売を行う。

 このSIMは、200kbpsの常時接続モードが期間内使い放題、最大150Mbpsの高速通信モードは月々のデータ容量上限も期限切れもなく規定容量(1年で32GB、2年で64GB、3年で128GB)までまとめて利用可能、プリペイド購入で更新・解約は不要という特徴がある。SIM単体での価格は1年間プランが1万3800円、2年が2万2800円、3年が3万2800円、VAIO S11同時購入での特別価格は1年が1万1800円、2年が2万800円、3年が2万9800だ。

 独自SIMプランを用意した背景には、既存の格安SIMがほとんど月契約で〜GB/月というデータ通信容量の上限があり、使わないと期限切れになることから、スマートフォンには適している一方、PCにはあまり向いていないという現状があるという。

 そのため、今回の独自SIMプランでは、出張などでたまにまとめて使いたい、低速でも常時接続でメールチェックなどは行いたい、通信サービス契約は社内手続きが面倒なので買い切りがいい、といったPCモバイルデータ通信のユーザーニーズに応えたプランを用意したとする。

「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM&特別料金プラン」
プラン名 利用期間 基本通信モード(200kbps) 高速通信モード(最大150Mbps) 単品購入価格(税別) VAIO S11同時購入の特別価格(税別)
手間なし1年間プラン 1年間 使い放題 32GB分付属 1万3800円 1万1800円
手間なし2年間プラン 2年間 使い放題 64GB分付属 2万2800円 2万800円
手間なし3年間プラン 3年間 使い放題 128GB分付属 3万2800円 2万9800円

 このSIMを利用するにあたっては、PC向けの専用ユーティリティソフトを用意。Windowsの通知領域から高速通信モードのオン/オフ、高速通信モードのデータ残量確認が行える。SIMがユーザーの手元に届いたら、SIMをVAIO S11本体の背面にあるSIMスロットに装着して起動するだけで、面倒な設定をすることなく、すぐに利用を開始できる。SIMはMicro SIMを採用する。

独自ユーティリティ 専用ユーティリティソフトでは、高速通信モードのオン/オフ、高速通信モードのデータ残量確認が行える
SIMスロットは背面 ボディの背面にSIMスロットを配置している。さまざまな格安SIMを試しやすいよう、スロットをむき出しで搭載しているのが珍しい

 ちなみに、SIMロックフリーLTE/3GモデルはGPS/GLONASSも利用可能だ。SIMロックフリーLTE/3G非搭載の構成も選べる。そのほか、通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acの無線LAN、1000BASE-Tの有線LAN、Bluetooth 4.1を標準搭載する。

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