70型投影プロジェクター内蔵で使い方を考えるだけでも楽しい10.1型Androidタブレット「YOGA Tab 3 Pro 10」なつかしい“○○シアター”も気軽に実現(1/3 ページ)

» 2015年12月16日 06時00分 公開
ココが「○」
・70型投影まで対応するDLPピコプロジェクターを搭載
・JBLスピーカーと高精細WQXGA(2560×1600ピクセル)ディスプレイで抜群のエンタテイメント性能
・約18時間駆動のロングバッテリー
・高剛性・IPX1相当の防滴ボディ
ココが「×」
・Androidタブレットとしては価格が高め

「YOGA」タブレットシリーズの最新作

 2015年11月、レノボ・ジャパンは10.1型Androidタブレット「YOGA Tab 3 Pro 10」を発売した。同社が第3世代「YOGA」タブレットシリーズとして5モデルを展開する中で、ハイエンドモデルに位置する製品だ。第1世代「YOGA TABLET 10HD+」(2013年)、第2世代「YOGA Tablet 2 Pro」(2014年)と進化してきた中で、本製品は「これまでのタブレットを超えたタブレット」(同社)という。今回は各種ベンチマークを中心に、その実力を徹底チェックする。

お茶の間シアタールームに お茶の間がタブレット1枚でシアタールームに。明るい室内でも十分に画面を確認できる

 まず基本スペックを押さえておこう。10.1型WQXGA+(2560×1600ピクセル)IPS静電容量式タッチディスプレイ、CPUが開発コード名「CherryTrail」で知られるIntel Atom x5-Z8500(1.44GHz/最大2.24GHz)、メモリは2GB、ストレージは32GB、OSはAndroid 5.1、ワイヤレス機能としてIEEE802.11ac準拠無線LANとBluetooth 4.0を搭載、ラインアップとしてWi-FiモデルとLTE対応モデルの2機種を用意する。

「YOGA Tab 3 Pro 10」

 重量は約665グラム。リチウムポリマーバッテリーによる駆動時間は、約18時間(実測によるベンチマークのデータは後述)。直販サイトでの価格は6万5379円(クーポン適用後の税別価格、ZA0F0065JP、Wi-Fiモデル)となる。以下はYOGA Tab 3 Pro 10(ZA0F0065JP)の主な仕様だ。参考として旧モデル「YOGA Tablet 2 Pro-1380F」と比較した。

項目 第2世代「YOGA Tablet 2 Pro-1380F」 第3世代「YOGA Tab 3 Pro 10」(ZA0F0065JP)
本体カラー プラチナ プーマブラック
ディスプレイ 13.3型IPSパネル(2560×1440ピクセル) 10.1型IPSパネル(2560×1600ピクセル)
OS Android 4.4 Android 5.1
CPU Atom Z3745(1.33GHz/最大1.86GHz) Atom x5-Z8500(1.44GHz/最大2.24GHz)
メモリ 2GB(LPDDR3)
ストレージ 32GB
バッテリー容量 9600mAh 1万200mAh
バッテリー駆動時間 15時間 18時間
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.0
DLPプロジェクター ○(50型投影可、側面ヒンジ部から投射) ○(70型投影可、背面中央ヒンジ部から投射)
防滴機能 × IPX1相当
サイズ※高さは最薄部 333(幅)×223(奥行き)×3.6(高さ)ミリ 247(幅)×179(奥行き)×4.68(高さ)ミリ
重量 約950グラム 約665グラム
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