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» 2015年12月26日 00時00分 UPDATE

理想のクラムシェル:「New XPS 13」徹底検証 未来を先取りした狭額モバイルノートPC (4/5)

[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

ピッチを広めに確保したキーボード

 キーボードは、6列配列のアイソレーションタイプを採用しており、主要キーは実測で横約19ミリ、縦約18ミリとキーピッチは広めに確保している。右端のキーが細くなっており、特にEnterキーが細くなっている。配置は比較的素直なので、すぐに慣れで解決できると思われる。

 キーストロークは1.5ミリ程度と思われるが、スイッチの感触は良好だ。キーボード下の剛性はしっかりしており、強めにタイプしてみても、たわむようなことはない。

 キーボード手前にはWindows 10標準のジェスチャー機能が使える「高精度タッチパッド」を搭載している。2本指のスクロールや2本指の開閉によるズーム操作、3本指スワイプでのタスクビュー表示など、さまざまな機能を快適なレスポンスで使うことがてきる。

キーボード 6列アイソレーションキーボードを搭載する。主要キーは実測で横約19ミリ、縦約18ミリとキーピッチは広めに確保している一方、右端のキーが細くなっている

新世代ならではの高性能

 ベンチマークテストでパフォーマンスを確認しよう。評価機のスペックをあらためて記載すると、Core i7-6500U、メモリ8GB(デュアルチャンネル)、データストレージが256GBのSSD(PCI Express接続)、グラフィックス機能がCPU内蔵のIntel HD Graphics 520、OSが64bit版Windows 10 Pro(1511)という内容だ。参考までにSurface Pro 4(Core i5-6300U搭載)のスコアも併記した。

 CINEBENCH R15のCPUスコアは320だった。Surface Pro 4より5%よく、妥当なスコアといえるだろう。

CINEBENCH R15 CINEBENCH R15
CINEBENCH R15 XPS13 Surface Pro 4
Open GL(fps) 35.77 40.08
リファレンスマッチ 97.90% 97.80%
CPU(cb) 320 305
CPU(シングルコア、cb) 126 115

 データストレージの性能測定にはCrystalDiskMark 5.1.0を利用した。評価機はSamsungのPM951を搭載していた。OEM向けのエントリーモデルで、Webサイトの情報によるとシーケンシャルライトは1000MB/秒、シーケンシャルライトの280MB/秒という公称スペックだ。

 実測では、シーケンシャルリード1555MB/秒、シーケンシャルライトは310MB/秒とそれよりは良いスコアが出た。同じSamsungでもSM951などと比べると見劣るが、シーケンシャルリードやランダムリード/ライトの性能は、PCI Express SSDならではの性能が出ているといえる。Surface Pro 4とはシーケンシャルのリード/ライト(QD32)は同じくらいだが、それ以外はほぼ勝っている。

CrystalDiskMark 5.1.0 CrystalDiskMark 5.1.0
CrystalDiskMark 5.0.3 XPS13 Surface Pro 4
SSD/HDD型番 SAMSUNG PM951 NVMe NVMe SAMSUNG MZFLV256
Sequantial Read(Q32 T1) 1555 1499
Sequantial Write(Q32 T1) 310 308.1
4K Read(Q32 T1) 462.6 356.8
4K Write(Q32 T1) 312.6 228.1
Sequantial Read 1170 861.2
Sequantial Write 310 306.3
4K Read 43.78 39.64
4K Write 153.9 98.6

 3DMarkのスコアは、Surface Pro 4から微増といったところだ。Core i7とCore i5といってもCPUコアクロックが100MHz、内蔵GPUのクロックは50MHzしか変わらないので、こんなものだろう。FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編のスコアは、DirectX 9モードの標準品質(1280×720ドット)以外はSurface Pro 4より少し低かった。

3DMark 3DMark
3DMark 1.5.915 XPS13 Surface Pro 4
ICE Storm Unlimited 66605 66308
Graphics Score 80299 78857
Physics Score 41711 42588
Cloud Gate 6104 6032
Graphics Score 7709 7783
Physics Score 3531 3376
Sky Diver 3777 3676
Graphics Score 3617 3530
Physics Score 4970 4781
Combined Score 3678 3553
FireStrike 877 858
Graphics Score 939 929
Physics Score 5008 4781
Combined Score 321 307

FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編 FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編で1280×720 標準品質(ノートPC)フルスクリーンモード(DirectX 9)という設定
1920×1080 標準品質(ノートPC)フルスクリーンモード(DirectX 9) 1920×1080 標準品質(ノートPC)フルスクリーンモード(DirectX 9)
1280×720 標準品質(ノートPC)フルスクリーンモード(DirectX 11) 1280×720 標準品質(ノートPC)フルスクリーンモード(DirectX 11)
FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルド XPS13 Surface Pro 4
標準品質(ノートPC)/1280×720(DX11) 3267(やや快適) 3698(快適)
標準品質(ノートPC)/1920×1080(DX9 ) 2805(やや快適) 2855(やや快適)
標準品質(ノートPC)/1280×720(DX9) 5018(とても快適) 4961(快適)

 PCMark 8は総合性能のテストとして実行した。Creativeのみ最後まで終了できなかったが、実行できたHomeとWorkではSurface Pro 4を上回るスコアをマークしている。特にビデオチャットエンコード(Video Chat encoding v2)で差がついており、Core i7ならではのアドバンテージは感じられる。

PCMark 8 PCMark 8 Home
PCMark 8 PCMark 8 Work
PCMark8 2.5.419 XPS13 Surface Pro 4
Home Accelerated 3.0 Score 2903 2868
Web Browsing – JunglePin(s) 0.381 0.387
Web Browsing – Amazonia(s) 0.163 0.164
Writing(s) 6.09 6.31
Photo Editing v2(s) 0.27 0.275
Video Chat v2 / Video Chat Playback 1 v2(fps) 30 30
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2(ms) 67 74.7
Casual Gaming(fps) 30.7 32.4
Work Accelerated 3.0 3700 3566
Web Browsing – JunglePin(s) 0.381 0.388
Web Browsing – Amazonia(s) 0.163 0.164
Writing(s) 6.1 6.34
Spreadsheet(s) 3.34 3.52
Video Chat v2 / Video Chat Playback 1 v2(fps) 30 30
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2(ms) 66.3 76

 WebXPRT 2015(Edgeブラウザ)も実行した。トータルではSurface Pro 4より若干良いスコアと、順当な結果が出ている。

WebXPRT 2015(Edgeブラウザ) WebXPRT 2015(Edgeブラウザ)
WebXPRT 2015 XPS13 Surface Pro 4
Overall Score 442 437
Photo Enhancement(ms) 275 268
Organize Album(ms) 2040 2158
Stock Option Pricing(ms) 245 264
Local Notes(ms) 130 128
Sales Graphs(ms) 489 498
Explore DNA Sequencing(ms) 1900 1840
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