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» 2016年01月20日 17時00分 UPDATE

爆速なのに! 静か!:性能と静音を究極レベルで両立! 新世代デュアル水冷モデル「G-Master Hydro Z170」徹底検証 (1/3)

サイコムの「G-Master Hydro」シリーズにSkylake世代の最新モデルが登場。デュアル水冷システムにより高性能と静音性を両立した注目のモデルだ。

[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

デュアル水冷モデルが最新プラットフォーム対応に

 サイコムの「G-Master Hydro」シリーズは、同社が展開するゲーミングPCブランド「G-Master」の中でもデュアル水冷システムを導入したラインアップだ。PCの主要な熱源であるCPUとGPUを水冷システムで冷却し、遮音性の高いPCケースに収めることにより、高いレベルで高性能と静音性を両立することを可能にしている。

 同シリーズはボディやプラットフォームが異なる4種類のバリエーションがあり、それぞれBTOで細かくカスタマイズしてオーダーできる。ここでは最新の第6世代CoreとZ170チップセットを搭載した「G-Master Hydro Z170」の評価機を紹介する。

og_sycom_001.jpg G-Master Hydro Z170は、CPUだけでなくGPUも水冷システムで冷却することで高性能と静音性を究極レベルで両立した最新のゲーミングマシンだ

最新トレンドを反映した高性能な基本システム

 基本システムには、開発コードネーム「Skylake」こと、Intel最新の第6世代Coreプロセッサーを採用している。前世代に比べて内部構造が改良され、クロックあたりの性能と電力効率が向上している点が特徴だ。

 また、DDR4-2133 SDRAMに対応し、メモリアクセス高速になったほか、チップセットのバス帯域が拡張されたことも前世代からの大きな進化。特にPCI Express接続の高速SSDを使う場合にメリットが顕著に表れる。

 標準のマザーボードは、ASRockのIntel Z170 Expressチップセット搭載マザーボード「Z170 Extreme 4」だ。10フェーズのVRMを搭載する堅実な設計に加えて、PCI Express 3.0 x4対応の高速M.2ソケット、Type-A/Type-C両方のUSB 3.1ポート、高品質オンボードサウンド機能など、最新世代のトレンド装備をひととおり備える。BTOでは上位のZ170 Extreme 6のほか、ASUSTeKのZ170 PRO GAMINGやMSIのZ170A GAMING M5も選べる。

 CPUの標準は、ミドルレンジのCore i5-6400。BTOでは、第6世代Core最上位のCore i7-6700Kから、省電力モデルのCore i7-6700T、Core i5-6400Tまで多数の選択肢が用意されている。いずれもクアッドコアモデルであり、ハイエンドゲームマシンとしては力不足が明白なCore i3やPentiumなどは最初から選べないようになっている。

 メモリはPC4-17000 DIMMを採用する。容量は8GB(4Gバイト×2)、16GB(8GB×2)、32GB(8GB×4)の3種類が用意されている。Corsair VENGEANCE LPXを指定することも可能だ。CPUだけでなく、マザーやメモリのブランドまで指定買いできる柔軟さはこの柔軟さはサイコムならではだ。

og_sycom_002.jpg 評価機のCPUはCore i7-6700Kを搭載。第6世代Coreプロセッサーの最上位モデルだ

og_sycom_003.jpg 背面には、Type-CとType-A両方のUSB 3.1ポートも備えている

ウルトラハイエンドクラスのグラフィックスカードを搭載可能

 ゲーミングマシンの快適さを左右するグラフィックスカードは、高性能な選択肢がそろう。NVIDIA GeForce GTX 970搭載カードが標準で、より高性能なGeForce GTX 980、GeForce GTX 980Ti、GeForce GTX TITAN Xも選べる。水冷システムの空冷に帯するアドバンテージはグラフィックス性能が高いほど大きくなる。

 ストレージは2.5インチSSDと3.5インチHDDを合計3台まで自由に組み合わせられる。いずれもただ容量が選べるだけでなく、ブランド/型番まで指定することが可能で、PCI Express 3.0 x4カードタイプの高速SSD(Intel 750)を含め、SSDだけで20種類近くが用意されている。

 評価機では256GBのSSDと1TBのHDD(Seagate ST1000DM 003)を搭載していた。SSDの型番は「TOSHIBA THNSNH256GCST」となっており、BTOメニューではCFDブランドの「CFD CSSD-S6T256NHQ6Q(東芝製採用)」として表示されている。

 光学ドライブは、標準でLG製のDVDスーパーマルチドライブを搭載する。BTOでBD-REドライブに変更することも可能で、LG製、ASUSTeK製、PIONEER製の中から選べる。また、BTOでは、SDメモリーカードリーダー(SDXC対応)のほか、CFスロットやeSATA、USB 3.0ポートを備えた多機能メモリーカードリーダーも追加可能だ。

 そのほか、BTOでは、サウンドカードやTVチューナーカード、無線LANアダプタが追加できるほか、キーボード、マウス、ゲームコントローラーなどの外付けの周辺機器やソフトウェアも同時購入できる。

 OSは標準では付属せず、オプションだ。最新のWindows 10 Home/Windows 10 Proのほか、Windows 8.1/Windows 8.1 Pro、Windows 7 Home Premium SP1/Windows 7 Professional SP1もまだ選択できる。いずれも64bitのDSP版だ。なお、評価機にはWindows 7 Home Premium SP1がプリインストールされていた。

og_sycom_004.jpg 評価機ではGeForce GTX 980Ti搭載グラフィックスカードを採用している。第2世代Maxwellアーキテクチャを採用したNVIDIAのウルトラハイエンドGPUで、グラフィックスメモリも6GBと大容量

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