ゲームに必要なのはPC本体だけじゃない! ゲーミングデバイスと液晶ディスプレイも一気にそろえるなら「NEXTGEAR 液晶セットモデル」に注目お得なトータルパッケージ(1/4 ページ)

» 2016年03月10日 17時00分 公開
[小川夏樹ITmedia]
ココが「○」
・コスパの高いトータルパッケージ
・高機能な24型液晶を付属
・専用ゲーミングキーボード&マウス
ココが「×」
・ベース構成はシングルチャンネルメモリ
・すでに環境がそろっているなら割高

 マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」は、ゲーム性能に特化した製品を多数そろえている。今回紹介する「NEXTGEAR 液晶セットモデル」は、高いグラフィックス性能に加えて、高機能な液晶ディスプレイとゲームプレイに欠かせないゲーミングマウス&キーボードをパッケージにしたモデルだ。

各種ゲーミングデバイスや液晶ディスプレイをセットにした「NEXTGEAR 液晶セットモデル」

どういったスペックのPCが必要かをチェック

 ひとくちにPC用ゲームと言っても、負荷のかからないライトなゲーム(ソーシャル系、Webブラウザ系)から、実写と見まがうほどの美しい映像表現をリアルタイムでレンダリングする、いわゆる“重いゲーム”まで、さまざまなゲームが存在する。そして、最新の3Dゲームとなれば、ハードルの高いPCスペックが要求されることが多い。自分がプレイしたいゲームによってPC用ゲームはスペックを選ぶ。この点が同一スペックの専用ゲーム機との大きな違いと言えるだろう。

 例えば、MMORPGやFPSなどは、高解像度で3Dの各種効果や物理演算をバリバリにかけた状態でプレイするとなると、求められるマシンスペックは青天井で際限がなくなってしまう。なぜならPCの性能が高いほど、重いゲームでも気にせず快適にプレイできるからだ。

 また、美しい3D画面をネットで配信しつつゲームをプレイする「ゲーム実況」などを行うとなると、ゲームプレイに加えて配信する映像をリアルタイムでエンコードする必要が出てくる。ゲームプレイ以外に処理性能に余裕がないと、そのゲームがまともにプレイできなかったり、配信映像がカクカクしてしまうといった問題が出る。

 このように個人でライトなゲームを手軽に楽しむことから、高解像度な表示でのゲーム実況まで、ゲーム用PCと言っても求められる条件は大きく異なるのだ。高い製品を選んでおけばどんなゲームもプレイできるだろうが、それでは宝の持ち腐れということにもなってしまう。なるべくお金をかけずに自分のプレイするゲームが満足に動作する環境のPCを選択したいものだ。

 そうしたゲーミングPC選びの悩みを解決できるよう、幅広いスペックのPCを提供しているのがマウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」だ。今回、G-Tuneが用意しているお買い得な「NEXTGEAR 液晶セットモデル」に触れる機会を得たので紹介しよう。

タワー型デスクトップのメリットを再確認してみる

 NEXTGEAR 液晶セットモデルの紹介に入る前に、ゲーム用であるかないかに関わらずPC、特にタワー型デスクトップPCの利点を再確認しておきたい。メーカー製、ショップブランド、自作を含め、タワー型デスクトップのメリットは、パーツ類の交換や増設によって“性能の底上げができる”ところにある。

 例えば、ライトなゲームを中心にプレイし、購入したマシンのスペックに不満を感じていなかったが、新たに登場した3DバリバリのMMORPGを試しにプレイしてみたら、その魅力にひき込まれてしまったというケース。かつて筆者も似た経験を何度かしている。

 こうした場合、残念なことにそのゲームを満足にプレイするためにはPCが非力すぎて、なんとか動かすために各種3D効果を切らなければいけないといった悲しい現実が待ち受けていることも多い。

 しかし、タワー型デスクトップであれば、足りない性能、例えばグラフィックスカードやCPUを、より性能の高い上位モデルに交換することで、パソコンを新たに買い替える必要なく、目当てのゲームを楽しめるようになる。

 今回紹介するNEXTGEAR 液晶セットモデルは、まさにそうした自分好みのゲームPCに仕上げるためのベースモデルといっていいだろう。

かなりお買い得度の高い標準構成

 NEXTGEAR 液晶セットモデルの標準構成をざっくり紹介すると、PC本体、そしてAMDのFreeSyncテクノロジーにも対応する24型液晶「ProLite GB2488HSU-2」、快適なタッチと高輝度LEDによってキートップの視認性を大幅に向上させたG-Tune専用キーボード「G-Tune Mechanical Keyboard」、さらに高解像度ですばやく反応できるゲーミングマウス「G-Tune Laser Mouse」がセットになっている。

 標準モデルの主要なスペックは、Skylake世代のCore i5-6400(クアッドコア/2.7GHz/TB時最大3.3GHz)を搭載、グラフィックスにGeForce GTX 960(グラフィックスメモリ2GB)、メインメモリ8GB(PC4-17000×1)、500GBのHDD、DVDスーパーマルチ、メモリーカードリーダー/ライターを搭載する。試用した製品のOSは64ビット版のWindows 10 Homeだ(Windows 7 Professionalも選択可能)。

CPU-ZでチェックするとSkylakeであることが分かる。Core i5-6400(クアッドコア/2.70GHz/TB時最大3.30GHz)を搭載している(画面=左)。グラフィックスはNVIDIAのGeForce GTX 960だ(画面=右)

 BTOオプションでスペックを細かく指定できるが、この基本構成で価格は14万9800円(税別)からとなっている。15万円でゲーミングパッケージが一通りそろうと考えると、それだけでもお得感がある。それでいて後述するように必要十分以上のパフォーマンスを持っているのだから申し分ない。

 ということで、PC本体、液晶ディスプレイ、マウス&キーボードといったポイントごとにNEXTGEAR 液晶セットモデルをチェックしてみよう。

マウスコンピューター/G-Tune

→PC USER特設ページ「mouse station」
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