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» 2016年06月02日 09時00分 公開

COMPUTEX TAIPEI 2016:MacBookとSurface Pro 4に真っ向勝負か 12.5型ノートPC「ZenBook 3」などASUS新製品の実機をチェック

ASUSが発表した「ZenBook」シリーズの新モデルをCOMPUTEX TAIPEI 2016のASUSブースでチェックした。実機写真とともにファーストインプレッションをお届けする。

[山口恵祐,ITmedia]

 台湾ASUSTeK Computerが5月30日(現地時間)に発表した薄型軽量の12.5型ノートPC「ZenBook 3」をはじめとするZenBookシリーズ新モデルを、台湾・台北市で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2016」内にあるASUSブースでチェックできたので、実機写真を交えてご紹介しよう。

ASUSブースは新製品ラッシュにより盛況だった

「ZenBook 3」

 Core iプロセッサを採用しながら、厚さ11.9ミリ、重さ910グラムの薄型軽量マシンに仕上げた意欲作である「ZenBook 3」は、狭額縁な12.6型ディスプレイを搭載し、ボディーはアルミニウムを採用しているため、触った瞬間に質感の高さが感じられた。

天板には、おなじみ中央のロゴに合わせて円を描くようなヘアライン加工が施されている

 キーボードを横幅いっぱいまで配置したデザインは、Appleの「MacBook」を連想させる。インタフェースがUSB 3.1 Type-Cとイヤフォンジャックのみであるなど、本機がそれを意識したのは明らかだろう。ディスプレイのベゼル下側に配置したロゴやサイズ感など、かなりMacBookと似ていると感じるというのが正直なところ。キーボードのキーストロークは、MacBookよりも余裕がある。

 この品質で下位モデルが約11万円前後という価格はならば、魅力的に感じるユーザーはかなり多いはずだ。

こちらはASUSお得意のネイビー
全カラーバリエーション共通で、側面にはゴールドのラインが入っており、アルミニウムのボディー質感をより一層向上しているように感じた

 カラーバリエーションは「ローズゴールド」「ロイヤルブルー」「クオーツグレイ」の3色で、筆者が触ったモデルはASUSのノートPCではなじみのある紺色「ロイヤルブルー」というカラーだ。今夏の発売を予定し、価格はCore i7、メモリ16GB、1TB SSDを搭載する上位モデルが1999ドル(1ドル=110円、約21万9890円)、512GB SSD搭載モデルが1499ドル(約16万4890円)。Core i5、メモリ4GB、256GB SSDを搭載する下位モデルが999ドル(約10万9890円)となっている。

 詳細なスペックについてはニュースを参照してほしい。

ディスプレイを開くとその薄さが際立つ(こちらはカラーバリエーションのクオーツグレイ)
キーボードはキーピッチが19.8ミリ、キーストロークが0.8ミリ。タッチパッドには指紋センサーも搭載する
裏面にはゴム足を4つ配置する
カラーバリエーションの「クオーツグレイ」は、金属的な質感が魅力だ
かな表記のないキーボードはデザインが魅力的だが、日本市場に投入する際は日本語キーボードになるだろう

「Transformer 3 Pro」

 12.6型(2880×1920ピクセル)で縦横比3:2のディスプレイを搭載する2in1。本体の背面に無段階で調節できるキックスタンド機構や、取り外し可能なキーボードカバー、1024段階の筆圧検知が可能な「ASUS Pen」を用意するなど、まさにMicrosoftの2in1「Surface Pro 4」対抗とした製品だ。本体のカラーバリエーションはブラックとゴールド、キーボードはブラック、ホワイト、ゴールド、オレンジの計4色。プロセッサはCore i7またはi5で、メモリが16GB、ストレージは最大1TBを用意する。

見た目はほぼSurface Proシリーズと同様だ

 実機を確認すると、まさにSurface Proシリーズのそれに触れているような感覚だ。キーボードはキーとキーが離れているアイソレーションタイプで、マグネットによって2段階に角度調節できる点も「Surface Pro 4 Type Cover」同様で、本体と接続するコネクタ部分の仕組みも外観上は全く同じに見える。

背面にはASUSロゴ
背面には無段階で調整できるキックスタンドを備える
キーボードの角度はマグネットによって2段階に調節可能
キータッチも良好だ
本体とキーボードの接続は電子接点によるもの

 本製品の特長は、GeForce GTX 1080も搭載可能なThunderbolt 3による同社製外付けグラフィックスボックス「ROG XG Station 2」の接続に対応する点だ。会場では両機を接続してハイエンドゲームを動作させるデモが行われており、会場のスタッフによれば、環境さえ整えれば2in1デバイスでVRゲームの動作も可能としている。この製品の発売日は未定だが、Surface Proシリーズとの大きな差別化であり、PCゲームユーザーやグラフィックス性能を要求するユーザーにとっては魅力的に映るのではないか。

 本体サイズは299(幅)×210(奥行き)×8.35(厚さ)ミリで、重量は795グラム。

「R.O.G. XG Station 2」を接続したデモも
「R.O.G. XG Station 2」
GeForce GTX 1080が搭載されていた

「Transformer 3」

 こちらも、Transformer 3 Pro同様に12.6型(2880×1920ピクセル)で縦横比3:2のディスプレイを搭載する2in1だ。Proと異なるのは、本体にキックスタンドを搭載しておらず、本体サイズが303(幅)×202(奥行き)×6.9(厚さ)ミリで重量は695グラムと、幅が少しだけ大きくなりつつも厚みが1.45ミリ薄く、重量が100グラム軽量な点だ、インテルが発表した第7世代Coreプロセッサの搭載が予告されており、スペックはメモリ最大8GB、SSDは最大512GBとなっている。

 キーボードカバーは、折り畳むことで2段階の角度調節が可能なスタンド付きで、使い勝手はiPadやAndroidタブレットのようなものに近い。

「Transformer 3」
スタンド付きキーボードカバー
カバーによって本体全体を保護できる

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