「HTC Vive」が実店舗でも購入可能に HTCが国内の計8社とパートナーシップを発表全国36店舗に予約可能な体験スペースも

» 2016年07月07日 15時08分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 HTC NIPPONは7月7日、VR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)「Vive」の国内展開について発表した。オフィシャルパートナーとしてPCメーカーや販売代理店など計8社を迎え、正規パートナーの実店舗を通じた販売を同日より開始する。価格は9万9800円(税別)。HTCの直販サイトでの販売も引き続き継続する。

HTC Vive 「HTC Vive」

 国内における業務提携パートナーはデジカ、プロセッサパートナーがエヌビディアジャパンと日本AMD、開発ツールパートナーがエピックゲームズジャパンとユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、正規販売パートナーがドスパラ、Project White TSUKUMO、ユニットコム。

 店頭購入が可能なVive取り扱い店舗はドスパラ、TSUKUMO、ユニットコムのそれぞれ全国36店舗で、実際にViveを体験できるスペースを用意しているという。Viveの体験スペースを設置している店舗を検索して予約できるシステムもデジカが提供開始しており、専用ページから氏名とメールアドレスを登録することで、オンライン上で体験予約を行える。本体価格が約10万円となるViveを「納得してから購入できる」というのがコンセプトだ。

HTC Viveを取り扱う全国36店舗

 HTC Corporationの北アジア統括代表取締役 ジャック・トン氏は次のようにコメントしている。「グローバルでのVR市場の成長は目覚ましく、名だたるグローバル企業がVR市場への参入や投資を発表しています。HTCは、その圧倒的な没入感を誇る最高のVR技術でこの業界をリードしていることを誇りに思っています。2016年4月にグローバルで販売が開始されたViveは、その抜きんでたVR技術を認められ、一般消費者向けに限らず、産業向けまで幅広く活用が見込まれており、さまざまなコンテンツ開発が行われています。現に、2016年4月時点で40タイトル程度しかなかったVive向けコンテンツが、現在250以上タイトルまで増加しており、我々の予想をはるかに上回るスピードでViveを活用した市場が広がっています。今回、国内におけるオフィシャルパートナー様を発表し、Viveと周辺システムの販売サポートを各社で協力して行っていただくことで、より多くのお客様にViveが提供する世界最高峰のVR体験を実感いただくことができるようになります」

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