任天堂は7月14日(米国時間)、家庭向けの据え置き小型ゲーム機「NES Classic Edition」を発表した。2016年11月11日に59.99ドル(約6300円)で発売する。
NESとは「Nintendo Entertainment System」の略で、1985年に米国などで発売された家庭向けゲーム機だ。任天堂が日本で1983年に発売した「ファミリーコンピュータ」の海外版に相当し、本体のデザインが日本版と異なる。
NES Classic Editionは、NESのデザインはそのままに、手のひらに乗るサイズに小型化したボディーが特徴。HDMIでテレビに接続し、本体内蔵のNES用レトロゲーム30本をプレイできる(カセットは装着できない)。本体にはNESのデザインを再現した有線コントローラーが1つ付属し、別売(9.99ドル)の有線コントローラーを加えることで、2人プレイにも対応する。WiiやWii U用のクラシックコントローラーを接続することも可能だ。本体の電源はUSB ACアダプターを利用する。
本体内蔵のゲームは以下の30本。「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」「メトロイド」といった任天堂のソフトだけでなく、「ファイナルファンタジー」「魔界村」「グラディウス」「パックマン」「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」などサードパーティーのソフトも含む(いずれも海外版)。また、当時のカセット型ソフトにはなかったセーブ機能も備えている。
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