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» 2016年08月31日 11時12分 UPDATE

ランサムウェアやLINE経由の攻撃からユーザーを守る「ウイルスバスター」最新版

トレンドマイクロは統合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズの最新版を発表した。ランサムウェア対策などを強化しつつ、より軽快な動作を実現している。

[ITmedia]

 トレンドマイクロは8月31日、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズの最新版を発表、9月1日に発売する。ダウンロード版の価格は、1年版が5380円、2年版が9680円、3年版が1万2780円(すべて税込み)。

「ウイルスバスター」シリーズ最新版

 発表会の冒頭に登壇したトレンドマイクロ取締役副社長の大三川氏は、スマートフォンやSNSが普及したIT環境の急速な変化、およびスマホを狙う脅威の増加を受け、「データに着目した保護」「モバイルユーザーへのアプローチ強化」「サポート提供機会の拡大」の3点に着目して強化したと説明する。

ランサムウェアの被害。2016年上半期では79種類の新種が見つかった。OS自体を起動できなくする破壊的なものもある(写真=左)、モバイル端末からの不正サイトアクセス数

 最新版の強化ポイントは、ランサムウェア対策の強化、パフォーマンスの改善、モバイル端末を狙った脅威への対応など。ランサムウェア対策では、攻撃パターンをブロックしたり不審な動きを検知するといった、攻撃に着目した従来のアプローチに加えて、データそのものへのアクセスを制限する新たなアプローチを追加。未知のランサムウェアが不正な動作を始める前にファイルをバックアップし、暗号化されたファイルを元に戻す「不正暗号監視+自動バックアップ」機能を備えた。また、事前に指定した重要なフォルダに正規プログラム以外がアクセスするのをブロックできる。

自動バックアップのデモ。ランサムウェアによる暗号化の動きを検知すると直前で対象ファイルのバックアップを行い、攻撃をブロックしてファイルを元に戻す

システムパフォーマンスへの影響度を低減

 一方、モバイルデバイス向け(ウイルスバスターモバイル)の機能では、LINEとWhatsAppのメッセージ上で不正なURLが表示されると警告を表示する「メッセンジャーセキュリティ」や、Wi-Fi使用時に通信内容の盗み見のリスクを警告する「Wi-Fiチェッカー」が加わった。

「メッセンジャーセキュリティ」のデモ。LINEで不正なサイトのURLを受け取ると、即座に警告がでる

 このほか、365日のサポートサービスを含む「ウイルスバスタークラウド+デジタルライフサポートプレミアム」(1年版は税込み7980円)のサポートメニューが拡充され、24時間対応になっている。

インターネット利用動向の変化を受け、従来9時から24時までだったサポート受け付け時間が24時間対応になった

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