NVMe対応高速M.2 SSDの売れ行き加速、第三のメーカーはPatriot古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2016年09月05日 17時46分 公開

Patriot「Hellfire M.2」シリーズの480GB&240GBモデルが登場

 先々週に登場したPLEXTORのNVMe M.2 SSD「M8PeG-08」シリーズは、一部の容量帯が再入荷されたものの、いまだ入手困難な状況が続いている。そんな中で先週、PatriotからもNVMe M.2 SSD「Hellfire M.2」が売り出された。480GBモデルが税込み3万円前後、240GBモデルが1万6000円前後だ。

Patriot「Hellfire M.2」

 Hellfire M.2はヒートシンクのないType 2280サイズ(22mm幅×80mm長)のSSDで、480GBモデルのシーケンシャル速度はリード2500MB/秒、ライト600MB/秒。ラインアップとして960GBモデルも用意されてる。

 入荷したTSUKUMO eX.は「SamsungとPLEXTORに続く第三のメーカーですね。一気に選択肢が増えたことで、NVMe M.2 SSD全体の売れ行きも上がっています。やっぱり注目している人が多いですから」と話していた。

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店のNVMe M.2 SSD。M8PeG-08シリーズはいまだ品薄だ

 なお、先週はPCI Express x4スロットに接続するM.2ソケットカード「ECM21」がシルバーストーンから登場している。税込み価格は3200円前後だ。Type 2280〜2230のM.2 SSDが1基させる作りのカードで、SSDとしてはNVMeでもAHCIでも対応できる。

 パソコンSHOPアークは「PCIeタイプのM.2ソケット環境がない人でも、これでフルスペックが味わえるようになります。ロープロファイル対応なので小型ケースにも向いていますよ」とプッシュしていた。M.2 SSDを取り巻く環境は着実に充実してきている。

シルバーストーン「ECM21」

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