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» 2016年11月14日 11時18分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:小物パーツの売れ筋からみる自作PCのトレンド (1/4)

グラフィックスカードの支え棒や内蔵USB 2.0ハブなど、ちょっとした小物の新製品が注目を集めるときは市場のトレンドをうまい具合に反映していることが多い。そうした視点で自作PCのいまをみてみよう。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

マグネット式に続き、自己粘着式のVGAサポートステイが親和産業から登場!

 最近のグラフィックスカード売り場で注目度が増しているのが、親和産業/長尾製作所の「VGAサポートステイ」だ。長大なグラフィックスカードがたわまないように支える補助具で、2016年9月にマグネットでPCケースに固定するタイプが売り出されている。先週になって粘着シートを採用したタイプが加わり、選択肢が広がった。税込み価格はロングタイプが1700円前後で、ショートタイプが1300円弱。

親和産業や長尾製作所から売り出されている「VGAサポートステイ(自己粘着式)」

2016年9月から店頭に並ぶ「VGAサポートステイ(マグネット式)」

 ショップの反応はおおむね好評だ。ドスパラ パーツ館は「自己粘着式ならアルミケースでも使えるので、待っていた人は多そうですね。マグネット式も、登場した直後にハイエンドカードを使っている人たちがワッと買っていきましたから」と話していた。

 人気の背景には光モノブームがあるという。「光るパーツと同時に内部が見えるケースが増えました。そのなかで長大なカードが重みで歪んでいるとどうしても気になってくるんですよね。そのどうにかしたいという思いを上手くすくっていますよね、VGAサポートステイは」(同店)

 NZXTの内蔵用USB 2.0ハブ「Internal USB Hub」も、光モノの流れで注目されている新製品だ。1系統のUSB 2.0をヘッダーピン×3とAコネクタ×2に分岐するアイテムで、税込み価格は2700円前後となる。TSUKUMO eX.は「最近はファン用やライティング用などでマシンに置くコントローラーが増えていますが、一方でマザーボードのUSB 2.0ヘッダーピンはかなり減っています。このギャップを埋める存在ということでどう売れるのか注視しています。ニッチですが面白いと思いますよ」と期待を寄せていた。

NZXT「Internal USB Hub」

 そのほかにも、M.2 SSD人気を反映してシート型ヒートシンクが好調に売れるという現象も起きているようだ。先週はワイドワークから「薄型銅製/アルミ製Foilヒートシンク」が売り出されている。Mサイズ(148×105mm)の価格は税込み1300円弱と1100円弱だ。

 パソコンSHOPアークは「特にNVMeタイプのSSDは速さゆえに熱を持ちやすく、こもったままだとパフォーマンスに悪影響も起こりえます。切って貼るタイプの手ごろなヒートシンクを探している人は少なくないですよ」という。

 流行のパーツを導入する際は、こうしたサポート役の小物にも目を光らせるといいかもしれない。

ワイドワーク「薄型銅製/アルミ製Foilヒートシンク」

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