ココが「○」 |
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・Pascal最強GPUで3DゲームもVRも快適 |
・最大64GBまで増設できる大容量メモリ |
・カードリーダー、光学ドライブも搭載 |
ココが「×」 |
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・動作音が大きめ |
・USB 3.1、Type-Cポート非搭載 |
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」のハイエンドデスクトップ「NEXTGEAR i650」シリーズにNVIDIA TITAN X搭載モデルが加わった。このNEXTGEAR i650シリーズは、第6世代CoreプロセッサーとZ170チップセットに強力なグラフィックスカードを組み合わせたパワフルなゲーミングマシンだ。
搭載グラフィックスカードやストレージの違いでいくつかベースモデルが用意されており、それぞれのベースモデルもBTOでカスタマイズできる。今回は、その最上位のベースモデルであり、NVIDIA TITAN Xを搭載する「NEXTGEAR i650PA7-SP5」(プラチナモデルカスタム)の評価機を入手した。早速チェックしていこう。
NVIDIA TITAN Xは、2016年9月に発表されたばかりのNVIDIA最新のPascalアーキテクチャを採用した最上位GPUだ。GeForce GTX1080の1.4倍に相当する3584のCUDAコアを内蔵し、12Gバイトものグラフィックスメモリを搭載するモンスター級のGPUだ。今回の評価機では、NVIDIAリファレンスデザインのカードを搭載していた。
グラフィックスカード以外のスペックもハイエンドゲームマシンにふさわしい内容だ。CPUには「Skylake」の開発コード名で知られるIntelの第6世代Coreの最上位モデル「Core i7-6700K」を採用する。
メモリは標準32GBで、64GBも選べる。データストレージは、SSDとHDDのデュアルストレージ対応で、合計3台まで選択できる。SSDは最大1TBまで、PCI Express/NVMe対応のIntel 600p(512GB/1TB)を指定することも可能だ。評価機は標準の480GB SSDと3TB HDDの組み合わせで、SSDはA-DATAの「ASP550SS7-480GM」、HDDはSeagateの「ST3000DM001」を搭載していた。
また、光学ドライブとして、標準でDVDスーパーマルチドライブを搭載している。BTOではBD-REドライブ(BD-XL対応)に変更することも可能だ。
マザーボードはMSI製で、基板上には「Z170-S01」と書かれたラベルが貼ってある。リテール向け製品にそのような型番の製品はないため、OEM専用モデルと思われる。1000BASE-T対応有線LAN、8ch出力対応サウンド機能をオンボードで搭載している。プリインストールOSは、64bit版Windows 10を採用しており、エディションとしてHomeとProが選べる。
中世の騎士の仮面を連想させるフロントマスクが印象的なミドルタワー型のPCケースを採用している。フロントマスクは着脱可能で、留め具部分を隠すキャップパーツも同梱されているので、シンプルなデザインを好むユーザーにも対応できる。
機能性にも優れており、天面部手前には、豊富な前面端子を装備。ヘッドフォン出力、マイク入力と2基ずつのUSB 3.0とUSB 2.0のほか、10メディア対応マルチカードリーダー(SDXCメモリーカード、microSDXCメモリーカード、メモリースティックPro Duo、xDピクチャカードなどに対応)といった内容で、さまざまな周辺機器をスムーズに接続できる。
電源ユニットは、容量700W、80PLUS BRONZE認証モデルを標準で搭載している。BTOでは変換効率が高い(=電源自体の消費電力が低い)80PLUS GOLDモデルや、さらに変換効率が高い80 PLUSPlatinum対応モデル(850W)、大容量1200Wモデル(80PLUS GOLD)も選択可能だ。
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