ココが「○」 |
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・コンパクトボディでゲームもVRも快適 |
・Kaby Lakeこと第7世代Core採用 |
・コストパフォーマンスが抜群 |
ココが「×」 |
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・静音性はいまひとつ |
・USB Type-Cポートがない |
・BTOでPCI Express SSDを選択できない |
マウスコンピューターが展開するゲーミングPCブランド「G-Tune」は、さまざまな種類のモデルをラインアップする。NEXTGEAR-MICROは、その中でもコンパクトなマイクロタワー型ボディを採用するシリーズだ。
開発コードネーム「Kaby Lake」こと第7世代Coreプロセッサーの登場に伴い、この新CPUを中心とした基本スペックにリニューアルされた。同社の直販ページでは、主にCPUとグラフィックスカードの組み合わせが異なる6種類のベースモデルが用意されており、それぞれBTOでカスタマイズしてオーダーできる。ここでは上位から2番目にあたる「ゴールドモデル」相当の評価機を入手した。早速その性能や使い勝手を検証しよう。
CPUには開発コードネーム「Kaby Lake」こと第7世代Coreプロセッサーを採用。従来の14nmプロセスルールを改良した14nm+プロセスルールで製造され、消費電力はそのままに、CPUクロックが底上げされ、内蔵GPUのメディア機能(デコード/エンコード)が改良された。
標準構成では第7世代Coreプロセッサーの中でもハイエンドのCore i7-7700を搭載するが、BTOではさらに高性能な最上位のCore i7-7700Kも選べる。マザーボードは、Intel H110 Expressチップセットを搭載したシンプルな仕様のモデルを採用している。廉価版チップセットのため、M.2ソケットを持たないなど、拡張性は多少制限されているが、1000BASE-T対応有線LANや、5.1チャンネル出力対応オーディオ機能をオンボードで搭載する。
NEXTGEAR-MICRO im570シリーズは、主にCPUとグラフィックスカードの組み合わせが異なるベースモデルを設定している。このゴールドモデルのグラフィックスカードには、NVIDIA GeForce GTX 1070(グラフィックスメモリ8GB)搭載カードを採用している。
GeForce GTX 1070は、NVIDAの新世代Pascalアーキテクチャーを採用したハイエンドGPUだ。前世代に比べて飛躍的に性能、電力効率が向上しており、3Dゲーム、VRコンテンツを快適に楽しめる。なお、GeForce GTX 1050や同1060、同1080などを搭載したベースモデルも用意されている。
なお、評価機のカードは、ベーシックなGeForce GTX 1070搭載カードによく見られるGPUクーラー(これが非Founders Editionのリファレンスだと思われる)を搭載しており、スペックもGeForce GTX 1070の定格どおりだった。
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