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» 2017年03月21日 12時49分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:GTX 1080 Tiカードの品薄化の根が深い理由 (1/4)

GeForce GTX 1080 Tiカードが好調に売れ、ハイエンドGPU登場直後によくあるように街全体で品薄化している。しかし、いつもとは違う事情も絡んでいる様子だ。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

ELSAからもGTX 1080 Tiカードが登場! 税込み12万円超

 3月11日に登場したGeForce GTX 1080 Ti搭載カードだが、先週も複数メーカーのファウンダリーエディションが店頭に並べられていた。新顔で目立っているのは、ELSAの「GD1080-11GERT」。同社の2年保証がついたモデルで、税込み価格は12万円強から13万円前後となる。

ELSA「GD1080-11GERT」

 顔ぶれだけみれば順調にラインアップが拡充されているようにみえるが、ショップの顔色は曇りがちだ。TSUKUMO eX.は「需要に対してモノが全然入ってこないですから。3連休に向けてようやく一部メーカーのものがパラパラ入ってきましたが、土曜日を待たず売り切れる可能性があります」ともらしていた。

 登場直後、「性能は文句なしだが、まだちょっと高い」「各社のオリファンモデルが出てからが本番」といった声が多かったが、一週間経って少し違う事情が見えてきたそうだ。

 同店は「TITAN Xの後継として、研究目的で買われていく法人さんが多いんですよね。ゲーム目的ではなく、演算目的のほう。SLIを組む人も多くて、複数枚が一気に売れることもザラなんですよ」と明かす。

 他店でも似たような話が多く、別のショップは「世界中で似た感じの売れ方をしているみたいで、モノが全然入ってこないんです。入ってきたら複数枚売れるんですけど、売るモノがない。コンシューマー系のハイエンドGPUの延長線上で考えていたんですけど、甘かったですよね」とつぶやいていた。

 とはいえ、各社のオリジナルクーラーモデルが多数登場すると予想される4月ごろには法人需要ラッシュも落ち着くとの見方も強い。モノがなくてヤキモキしている人は、しばらく市場動向を見守るのも手かもしれない。

金曜日に撮影したTSUKUMO eX.のショーウインドウ。木曜日までは空だったという

パソコンSHOPアークに入荷したGTX 1080 Tiカード。こちらも「土曜日まで持つかどうか……」と言われていた

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