ラノベ作家になりたい? よろしいならば一太郎だプロも絶賛(4/6 ページ)

» 2017年03月30日 11時00分 公開
[瓜生聖ITmedia]
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ライトノベル作家カミツキレイニー氏に聞く一太郎の魅力

 今回、実際に一太郎を使って執筆活動をしているライトノベル作家、カミツキレイニー氏に話を聞くことができた。

 カミツキレイニー氏は2011年、「こうして彼は屋上を燃やすことにした」で小学館ライトノベル大賞にてガガガ大賞を受賞してプロデビュー。その後、「憂鬱なヴィランズ」「七日の喰い神」と2シリーズを刊行、現在はハヤカワ文庫JAより最新作「黒豚姫の神隠し」が絶賛発売中だ。

 「黒豚姫の神隠し」は沖縄を舞台にした異界譚。黒豚の悪神ウヮーガナシーの伝説が伝わる離島で、都会に憧れる中学生ヨナと東京からの転校生、波多野清子のひと夏の出会いと冒険を爽やかに描いた快作だ。デビュー作以来のジュブナイル寄り単巻作品で、郷愁を誘う沖縄の描写と爽やかな読後感から、Amazonレビュー4.3(原稿執筆時)と高い評価を得ている。

黒豚姫の神隠し(カミツキレイニー/カバーイラスト:Minoru・ハヤカワ文庫JA)

―― 今度の一太郎2017はどうですか?

カミツキ 「黒豚姫の神隠し」の次の作品から使ってます。執筆のときは一太郎オーダーメイドではかんたんオーダーの『もの書き』にしてます。やっぱり余計な表示がなくて、画面を広く使えるのがいいですね。プロット作りのときは作品のイメージに浸かれるよう、背景デザインを変えたりしています。

 それと、プレミアムに入っているATOKの追加辞書がほんと便利で。単語を打って、そのまま国語辞典で意味を再確認できるのですごく効率がよくなりました。それまでは辞書サイトを開いておいて都度都度検索していたので。あと、執筆では類語辞典をよく使うので、それもあればいいのになあ、と思います。

―― プレミアムをお使いでしたら「日本語使いさばき辞典」が入ってますよ。初期状態では有効になっていないんですが。

カミツキ そうなんですか! 早速使ってみます。『食べる』とか『走る』といった描写が続くときなど助けられそうです。月や春の別称も名前を付けるときのインスピレーションや勉強になりますね。

「日本語使いさばき辞典」を有効化するにはATOKメニューから連想変換を選択、日本語使いさばき辞典にチェックを入れる

使うときはCtrl+TAB

別売の「角川類語新辞典 for ATOK Win」(4,104円:税込)は49,000語を搭載しており、より実践的だ。「候補ウィンドウで表示する」にチェックを入れておくと変換候補として類語が表示される

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