薄型軽量ノートPCの画面は13.3型が主流だが、本製品はひとまわり大きな14型を搭載している。表示解像度は1920×1080ピクセルに対応する。画素密度は約157ppiだ。
同じ解像度でもアイコンやテキストが少し大きく表示されるため、見やすく疲れにくい。視野角の広いIPS方式を採用し、表面は光沢仕上げとなっている。光沢仕上げのため、照明や外光の映り込みはあるが、メリハリのある印象の良い表示だ。
エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」とカラーキャリブレーションツール「i1 Profiler」を使って計測した色域はsRGB面積比105.7%(カバー率98.4%)、輝度は255cd/m2、コントラスト比1342:1、色温度が7407Kだった。
画面には、10点マルチタッチ対応のタッチパネルも搭載している。最近のクラムシェル型ノートPCではタッチパネルを搭載する製品は少なくなってきたが、プライベートで楽な姿勢で使ったりするには便利だ。
パワフルなサウンドも印象的。底面部手前側の両サイドにステレオスピーカーを内蔵しており、Acer独自のアンプ技術「TrueHarmony」と「Dolby Audio Premium」により、薄型軽量ノートPCとは思えない、パワフルな音圧でコンテンツを再生できる。12〜13畳くらいの部屋ならば余裕で響き渡る。
CPUは、「Core i5-8250U」を搭載する。第8世代CoreプロセッサのモバイルノートPC向けのUシリーズ(TDP15W)の中堅モデルだ。この第8世代Coreプロセッサは開発コードネーム「Kaby Lake R」で知られるが、CPUのコア(メインとなる演算を行う部分)が従来比2倍の4つに増え、パフォーマンスが向上している。
メモリ容量は8GB、ストレージが512GBのSSD(Serial ATA 6Gb/s)。評価機のSSDは、「Micron 1100」が搭載されていた。メモリはLPDDR3を採用しており、オンボード実装されているため、増設や交換などはできない仕様となっている。
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