COMPUTEX Taipei 2018初日の基調講演に、Intelのクライアントコンピューティンググループ担当上席副社長兼事業本部長のグレゴリー・ブライアント氏が登壇し、Intel創立50周年と、Intel 8086プロセッサ発売40周年を記念して、「Intel Core i7-8086K Limited Edition」を6月8日に市場投入すると発表した。
Intel Core i7-8086Kは、現行の第8世代Coreと同じ「Coffee Lake-S」(開発コード名)ベースで、6コア・12スレッド構成のままだが、その動作クロックは4GHzに達し、Turbo Boost時には5GHzで動作する。
発売日は、Intelの創立記念日となる7月18日ではなく、8086の発売日である6月8日だ。また、Intelは、この限定版CPUの発売に併せて、全世界で8086名に同CPUをプレゼントするキャンペーンを発売日の24時間限定で実施する。その詳細は同社のWebサイトで確認できる
また、Intelは2018年の年末に市場投入を計画している28コアの新しいデスクトップCPUのデモも披露。デモでは全てのコアを5GHzで動作させ、CINEBENCH R12で7334のスコアをあっという間にたたき出して見せた。
さらにIntelは、AI対応PCに積極的に取り組む姿勢を見せ、LenovoとASUSTeK Computerが同社の「Movidius Vision Processor」を採用したシステムの投入を視野に入れていることも明らかにした。
なお、Intel基調講演の詳細は、追ってレポートする。
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