レビュー
» 2018年06月22日 17時30分 公開

美しいディスプレイと圧倒的パワー 時代の先端を行くモバイルPC「XPS 13」 (1/3)

スリムベゼルのモバイルPC「XPS 13」を徹底レビュー。

[鈴木雅暢,ITmedia]

 デルのXPS 13は、第8世代Core搭載のパワフルなパフォーマンスと先進機能を狭額縁デザインの小型軽量ボディーに収めた薄型軽量モバイルノートPCだ。

 基本スペックはカスタマイズが可能で、直販サイトでは「New XPS 13」としてさまざまなカスタマイズを行ってオーダーできる。今回は以下のスペックの評価機を入手することができたので、性能や使い勝手を検証していこう。

XPS 13は、狭額縁デザインの小型軽量ボディーながらパワフルな処理性能、先進機能を備えたクラムシェル型モバイルノートPCだ
製品名 XPS 13
CPU Core i7-8550U
メモリ 16GB(LPDDR3 SDRAM)
ストレージ 512GB SSD(PCI Express 3.0/NVMe)
グラフィックス機能 Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵)
画面 13.3型IPS液晶ディスプレイ、3840×2160ピクセル、10点マルチタッチ対応
通信機能 IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth v4.1
カメラ 720p、Windows Hello対応IR
主なインタフェース microSDリーダー、Thunderbolt 3(USB Type-C兼用)×2、USB 3.0(Type-C)、ヘッドフォン/マイク兼用端子
OS Windows 10 Pro (64bit)
バッテリー容量 52Wh
サイズ 302×199×7.8〜11.6mm(突起部のぞく)
重量 約1.21kg

上質感がほとばしるCNC削り出しの美しいボディー

 シルバーのボディーが実に美しい。トップカバーとボトムカバーにCNC削り出しのアルミニウムを採用。表面は光が絶妙に拡散するサンドブラスト加工で仕上げている。手触りも一流で、サラッとしてベトつかず、指紋が付きにくい。キーボードベゼルやパームレストにはカーボンファイバーを利用し、高い剛性と薄型軽量を両立している。

外装素材にCNC削り出しのアルミニウムとカーボンファイバーを用いて薄さと強さを両立している
アルミニウムの天板はサンドブラスト加工で落ち着きのあるシルバーに仕上がっている。中央のDELLロゴはミラー仕様だ

 ボディーはくさび型で、公称サイズは、302(幅)×199(奥行き)×7.8〜11.6(高さ)mmだ。画面上および画面左右のベゼル幅はわずか4mmしかない狭額縁デザインにより、13型画面を搭載するノートPCとしては驚くほどコンパクトなフットプリントを実現している。

ボトムカバーもトップカバーと同様のシルバーのサンドブラスト。XPSロゴはミラー仕様だ
アルミニウムの断面は粗めにポリッシュされ、シャープなシルエットを強調している
背面はフラット。トップ・ボトムカバーとマットブラックとの調和が美しい。突起部を含めた実測の最厚部は17mmほどある

 ただ、公称値の厚みには底部のゴム足とその周辺の突起部は含まれておらず、実際には最厚部は17mmほどある。重量は公称約1.21kg。実測では1208グラムだった。

3基のType-Cを備えた先進インタフェース

 バッテリー容量は52Wh。モバイル向けノートPCとしても大きめの容量を搭載している。公称の駆動時間は最大で19時間46分とされている。

 インタフェースは、USB Type-Cポートを3基備える。左側面の2基はUSB 3.1(Thunderbolt 3対応)で、USBデバイスは最大10Gbps、Thunderbolt 3デバイスなら最大40Gbpsで転送できる。右側面の1基はUSB 3.0対応で転送速度は最大5Gbpsだ。どのポートもDisplayPort(DP over USB-C)の出力が可能で、USB PDによる充電、給電に対応している。

 この3基のポートは全て、USB 3.1のデータ転送の他、ACアダプターの接続、ディスプレイ出力、スマートフォンなどへの給電(電源オフチャージ対応)に使える。さらに、左側の2基はThunderbolt 3対応の周辺機器を最大40Gbpsの転送速度で利用できる。

左側面にある2基のUSB Type-CはThunderbolt 3対応。いずれも充電、ディスプレイ出力(DP over USB-C)にも使える。手前側にバッテリー残量を示すインジケーターがある。一番奥はNoble Lock用のセキュリティロックスロット
右側面。奥側からヘッドフォン/マイク兼用端子、USB 3.0 Type-C、micro SDカードスロットがある。こちらのType-Cポートもディスプレイ出力(DisplayPort)に対応している。

 メモリカードスロットが、microSDのみで、SDメモリーカードスロットを直接使えないのは個人的には残念だ。ただ、フットプリントをギリギリまで切り詰めたボディーデザインのため仕方がないところはあるかもしれない。

 アイソレーションタイプの6列キーボードのキーピッチは縦が約18mm(横は約19,,mm)と少し狭め。またEnterキーも幅が狭いが、致命的なマイナスではないだろう。スイッチは適度な反発で感触は良好だ。

標準でType-C→Type-A変換アダプターが付属している
標準で付属するACアダプターは実測で約55×約60×22mmとコンパクトだが、ACケーブルは3ピンで少し太い。ACケーブル込みの重量は実測で約237グラムだった
キーボードベゼル・パームレストはカーボンファイバー(ローズゴールドはグラフファイバー)を採用し、剛性感も非常に高い
キーボードバックライトを搭載。文字部分が白色LEDで光る。明るさは2段階(消灯含めて3段階)に調整できる
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