2000円で買えるWi-Fiプラグ「NX-SM300」を試す Amazon EchoとGoogle Homeから家電の電源操作が可能山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

» 2018年08月11日 11時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 コンセントに取り付け、家電製品の電源オン・オフを離れた場所から制御できるWi-Fiプラグは、リモコンがない家電製品をスマートスピーカーから操作できることから、人気の高いアイテムだ。Amazonでもこのカテゴリーは製品がよりどりみどりで、複数個がセットになった製品まであるほどだ。

 しかし、TP-Linkの「HS105」のように「Works with Alexa」認証を取得している製品を除けば、その多くはプラグ形状が海外仕様の3Pのままだったり、「技適」が未取得だったりと、日本国内での利用に適していない。Amazonを見ると、そうした製品をうっかり買ってしまった人が後悔をつづったレビューが山のように見つかる。

 もっとも、中には日本国内の規格に準じた2P仕様で、さらに技適も取得した、国内利用に支障のないWi-Fiプラグも存在している。今回紹介するNANXIN(ナンシン)のWi-Fiプラグ「NX-SM300」もその一つで、実売価格3000円を超えるHS105と同等の機能を持ちながら、Amazon.co.jpでの販売価格は2000円と安価なことが特徴だ。

NX-SM300 製品本体。米Amazon.comでこの製品を探すと、Works with Alexa認証ロゴを取得していることが分かる

 本体の表記に一部おかしな箇所があるなど、不安を抱かせる点もあるのだが、Amazon.co.jpが販売、発送する製品で、本体およびパッケージの印字を見る限りでは技適も取得されており、実際に試してみた限りでは動作も問題ない。

 今回は日本向けのWi-Fiプラグとしては最も売れているとみられるHS105との比較を中心に、本製品の特徴と設定手順を紹介する。

スタンダードな形状のWi-Fiプラグ

 本体はWi-Fiプラグとしてはスタンダードな形状だ。横長で長方形のボディーに、差込口が1口用意されている。背面のプラグは2P仕様で、日本国内で使われている家庭用のコンセントにそのまま接続できる。

 HS105と異なるのは、電源ボタンが側面ではなく正面に用意されていること。それ故、コンセントを差し込んだ上面から見やすいことが特徴だが、その代償として横幅はやや大きめだ。設置環境によっては気になるかもしれない。

 一方で奥行きはHS105よりも短く、Wi-Fiプラグとしては薄型という印象だ。また海外仕様の3Pを2Pに設計変更した製品は、プラグが本体の真ん中ではなく、やや上方にずれていることが多いのだが(HS105もそうだ)、本製品は横から見てもプラグの高さがきちんと真ん中にあるなど、2Pに合わせて設計されていることが分かる。

 なお、製品パッケージや本体にメーカー名のロゴなどはなく、本体の印字にはPSEや技適マークの他、「輸入元:アマゾンジャパン合同会社」という見慣れない表記がある。また、本体のQRコードは印刷がつぶれていて読み取れなかった。冒頭の不安を抱かせる点とは、こうした部分だ。

NX-SM300 日本国内での利用に適した2P仕様のプラグを採用。ボディーはかなり頑丈な印象だ
NX-SM300 Amazon.co.jpの販売ページには「NANXIN スマートプラグ」としか書かれていないが、品名は「Econtrol Smart Plug」、型番は「NX-SM300」、製造は「NANXIN」とある。PSEや技適の表示の下には「輸入元:アマゾンジャパン合同会社」という見慣れない表記。右上のQRコードは印刷が潰れて読み取れないなど品質には一抹の不安も
NX-SM300 製品パッケージ。こちらには「Smart Wi-Fi Plug Mini」とある。Googleアシスタントの認証ロゴはあるが、Amazon Alexa関連のロゴはなくテキスト表示のみ
NX-SM300 パッケージにメーカー名の表記はないが、型番はNX-SM300と本体の印字同様。ここにもPSEおよび技適の表示がある
NX-SM300 日本語の取扱説明書が添付されている。ここにはWorks with Alexa認証ロゴもある
NX-SM300 TP-Linkの「HS105」(下)と違って電源ボタンが正面にあるため、横幅はやや大きい
NX-SM300 一方で奥行きはあまりなくコンパクトな印象だ
NX-SM300 横から見るとプラグの高さがきちんと中央にそろっている。海外向け製品から3Pのアースを省いただけの製品と異なり、きちんと設計段階で対応しているようだ
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