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» 2018年09月11日 14時30分 公開

山口真弘のスマートスピーカー暮らし:Amazonで買った合計金額をスマートスピーカーが教えてくれる Alexaスキル「私の買ったもの」を試す (1/2)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はAmazonでの購入金額合計を教えてくれるAlexaスキル「私の買ったもの」を紹介する。

[山口真弘,ITmedia]

 SNSなどで何年かに1回くらい話題になるのが、Amazon.co.jpでの購入金額の合計を計算するスクリプトだ。日々のちょっとした買い物が積み重なって月間や年間でものすごい金額になっているのを目にして、驚いたり、思わず苦笑したりするのが毎回の光景だ。

 そんなAmazonでの購入金額や配達予定日を、スマートスピーカーの「Amazon Echo」シリーズを使って音声コマンド一つで調べられるのが、Alexaスキル「私の買ったもの」だ。「Alexa(アレクサ)、私の買ったもので、先月いくら使った?」と尋ねるだけで、合計額を計算して教えてくれる。早速試してみることにした。

BHI Alexaスキル「私の買ったもの」。Gmailのアドレスを登録するだけで利用できる

Gmailアドレスの登録だけで複数サイトをチェック可能

 本スキルは、Gmailのアドレスを登録するだけで、通販サイトでの購入金額や配達予定日を調べられるという、ユニークな仕組みを採用している。通販サイトAについて調べたければ通販サイトAのアカウント、通販サイトBについて調べたければ通販サイトBのアカウント……といった具合に、それぞれのアカウントを登録する必要はない。Gmailのアカウント一つで完了だ。

 これは本スキルが、Gmailアカウントに届いている通販サイトからのメールを読み取って、購入金額などを算出しているためだ。逆に言うと、通販サイトから届く購入完了メールが全てGmailに届く(そして削除せずに残されている)ことが前提となるわけだが、それさえクリアできれば、Amazonに限らず、さまざまな通販サイトをオールインワンで調べられるのは面白い。

 ちなみに本スキルを提供しているのは、メールでの情報を集約してポータル化するサービス「Swing!」を提供しているBHIで、バックグラウンドは共通の仕組みが用いられていると推測される。つまりAlexaスキルとしては新顔でも、アルゴリズム自体は相応に洗練されているとみてよさそうだ。ちなみにプライバシーポリシーはこちら

BHIBHI 通販サイトでいくら使ったかを計算して教えてくれる(画像=左)。Amazonなど特定のサイトを指定することも可能だ。購入金額の合計だけでなく、配達予定日を教えてくれる機能も用意されている(画像=右)

先にいったんスキルを起動した方が使いやすい

 利用にあたっては、「Alexa、私の買ったもので、先月いくら使った?」と、スキル名に続いて、問い合わせたい内容を具体的に述べる。これにより、「先月は何万何千円使っています」などと返事が戻ってくるというわけだ。

 実際に試したところ、この音声コマンドはやや長すぎるためか、筆者の環境ではどうにもうまく認識してくれない。そこでまず「Alexa、私の買ったものを開いて」と呼び掛けてスキルを起動し、その後問い掛けに答える形で「先月いくら使った?」と尋ねるようにした。こちらならば問題なく認識され「○年○月は、1万2990円使っています」と答えが返ってくる。

 購入金額を合計できるのは月単位のみで、年単位での確認はできない。また月を指定する際、西暦を含めるとうまくいかないことが多く、答えはきちんと返ってくるものの、購入金額がゼロ円だったりと、明らかに内容が正しくなかったりする。この他、「しちがつ」では認識されず「なながつ」と言い直す必要があったりと、認識面もややシビアな印象だ。

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