調査リポート
» 2012年09月21日 21時54分 UPDATE

調査リポート:欧州スマホユーザーのQRコード利用が倍増

日本ではおなじみのQRコードが欧州でも普及し始めているという。

[末岡洋子,ITmedia]

 調査会社の米comScoreは9月19日、欧州におけるモバイルコマースとQRコードの利用に関する調査結果を発表した。スマートフォンユーザーのQRコード利用は1年で96%増加し、約14%が利用しているという。日本であたりまえのように使われているQRコードが、欧州でも普及し始めているようだ。

 ドイツ、フランス、英国、スペイン、イタリアの欧州5カ国のスマートフォン所有者に対し、5月から7月までのQRコードの利用動向について聞いたところ、5カ国合計で1739万人のスマホ所有者がQRコードを利用していることが分かった。これは全スマホ所有者の14.1%にあたり、前年同期比でほぼ倍増した格好だ。

 国別で見るとドイツが最も利用率が高く、スマホ所有者の18.6%がQRコードを利用。次いで、スペイン、フランス、イタリア、英国の順となっている。このうち、もっとも成長率が高いのはスペインで、QRコードの利用者は218%増加。スマホユーザーに占める比率は、前年から9ポイント増の16%となった。

 QRコードの用途は、「製品情報の取得」が最も多く、ほぼ4回に3回の割合で製品の詳細情報を求めてQRコードをスキャンしていることが分かった。次いで多かったのが「イベント情報」で、4回に1回を占めるという。このほか、「クーポンや割引」(19.4%)、「アプリケーションのダウンロード」(13.4%)、「慈善情報を受け取る」(12.1%)などが挙がった。

 comScoreは、QRコードを通じた製品情報や関連コンテンツの提供が購入の決定を促進できるとし、QRコードの普及はオンライン販売やマーケティングに新たなチャンスをもたらすと見ている。

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