NTTドコモは12月11日、韓RSUPPORTと資本・業務提携すると発表した。スマートデバイス向けの遠隔サポートサービスを強化するとともに、新サービスの開発や海外キャリアへの拡販に乗り出す。
NTTドコモは3月1日から、韓RSUPPORTが開発した遠隔コントロールソフトを利用したスマートフォン向け有料サポートサービス「スマートフォンあんしん遠隔サポート」を提供中。韓RSUPPORTのソフトウェアを利用することで、コールセンターのスタッフは相手とスマートフォンの画面を共有しながら設定を代行したり、画面上に印を付けながら設定方法を説明したりといった方法でサポートを行えるようになった。
両社は資本・業務提携することで、今後のドコモのスマートデバイスに継続して対応するための開発体制を構築する。また、遠隔コントロールソフトウェアを利用した新サービスの開発、RSUPPORT商材の海外キャリアへの拡販も手がけるという。
ドコモは12月11日にRSUPPORTから第三者割当増資による株式の割当を引き受け、RSUPPORTの株式24万9800株を約10.9億円で取得する。これによりドコモの出資比率は約19%となる。
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