2025年も終わりに近づいています。思えば今年は生成AI関連の話題で盛りだくさんの1年。AI関連のニュースを追いかけるITmedia AI+編集部も大忙しでした。
本連載ではそんな激動の1年間と、止まらないニュースに翻弄され続けた編集部の様子を4コマ漫画化。編集部員をモチーフにしたキャラクターを通して、2025年の生成AIニュースを、全12回のカウントダウン形式で振り返ります。(※漫画化に当たり、出来事の時系列を前後して描写している場合があります)
1月は、漫画で扱ったような著名人のAI活用や個人向け新型グラフィックボード「RTX5000」シリーズの登場、そしていわゆる“DeepSeekショック”をもたらした中国産大規模言語モデル「DeepSeek R-1」の登場など、年初にもかかわらず話題が盛りだくさん。米NVIDIAが個人用AIスーパーコンピュータをうたう「DGX Spark」を発表したり、米OpenAIのWebタスク代行AIエージェント「Operator」を公開したりしたのも1月でした。
特に話題になったのは、やはりDeepSeekショックに関するニュース。AI開発における中国勢の脅威が可視化された出来事でした。それから1年弱、中国製モデルはさらに増加。国際情勢も大きく変わっています。いわゆる“中華AIモデル”を巡ってはかねてより地政学的リスクが指摘されてきましたが、その懸念はより現実味を増しているかもしれません。
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