『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』Twitter読書

Twitterを利用することで、著者と読者の直接交流を実現する新連載「Twitter読書」。初回は、花王の商品開発リーダーの美崎さんによるノートの使い方指南書『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』を取り上げます。

» 2009年10月30日 12時00分 公開
[藤沢烈,Business Media 誠]
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連載「Twitter読書」について

 Twitterを利用することで、著者と読者の直接交流を実現する仕組みです。用意した専用ハッシュタグを使って著作の感想・質問を投げると、著者から直接返答があるかも。記事中のウィジェット上で発言を閲覧できますし、自分のTwitterクライアントからもハッシュタグをつければ投稿・確認できます。未読の人もブックレビューを見ながら質問してみて、購入の参考になればと思います。

  • 著者との交流ハッシュタグ: #misakibook

 ノートは現代ビジネスマンの刀だ。しかしその実践的な使い方を教わることはない。花王商品開発リーダーの美崎さんによるノートの使い方指南書が『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』である。ノートの組み合わせ方、ノート記入テクニック、数々のノートと関連文具の紹介まで幅広く知ることができる。


三冊ノート術とは

 美崎さんはノートを3種類に分けて仕事を進めている。

  1. メモノート:A6〜A7サイズでいつでも携帯。タスクが発生したりアイデアを思いついたら書き込んでおく。
  2. 母艦ノート:綴じ式のA5ノート。デスクで作業する際に広げる。PC作業前に、アウトプットを意識しながら書き込む。1ページ1テーマとし、タスクやアイデアが書かれたメモノートをちぎって貼り付ける。
  3. スケジュールノート:期日管理もノートにて。やはりデスクに広げ、締め切りを意識しながら作業を進める。スケジュールから生まれるタスクもメモノートで記入しつつ、母艦ノートでまとめる。

 デスク、自宅、外出時などシーン別。PC、携帯、会議などのソース別。仕事情報は極めて錯綜している中、どこでも使用できるアナログノートの役割は大きい。美崎さんの方法論を参考にしつつ、自分流のアプローチを決めておきたい。

『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』の著者:美崎栄一郎さん(Twitter

 花王に勤務。「アタック」「ニュービーズ」「ワイドハイター」などを幅広く手がけ、プロジェクトリーダーとして他社とのコラボレーションを推進。プライベートでも、社外の社会人向けに勉強会や交流会を多数主催し、NHKをはじめ多くのテレビや雑誌、本などで紹介されている。

 著者から:『著者と読者を結ぶTwitterでの先進的な企画、とてもうれしいです。本は著者からのメッセージですが、読者の皆様の感想で相互交流させてください。楽しい世の中になりましたね』

※本に関する感想・質問を美崎さんに直接伝えてみましょう。Twitter上で#misakibookをつけて投稿下さい

著者紹介 藤沢烈(ふじさわ・れつ)

 RCF代表取締役。一橋大学卒業後、バー経営、マッキンゼーを経て独立。「100年続く事業を創る」をテーマに講演・コンサルティング活動に従事。創業前の若者に1億円投資するスキームを企画運営し、話題を呼ぶ。「雇われ経営参謀」として500人以上の経営・企業相談を受けてきた。ブログに毎日書評を掲載し、現在1200冊超。


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