枕元ですばやくメモを取る4つの方法3分LifeHacking

就寝前、床についてから何らかのアイデアが浮かんだ時、すばやくメモを取るための方法を考えてみよう。

» 2010年02月08日 08時00分 公開
[kizuki,Business Media 誠]
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 巨人・原辰徳監督の父・貢氏は、息子が監督に就任するにあたって、枕に頭をつけて考えるのではなく、部屋を明るくしてイスに座って考えるようアドバイスしたそうである。悪いことをくよくよ悩んでも仕方ない、気分を切り替えて寝る時は寝るという、勝負に徹するスポーツマンらしい忠言だと言える。

 もっともこれがナレッジワーカーの場合、せっかく浮かんだアイデアはすぐに書き留めておかないと、次の日になって思い出せずに悶々とする羽目になる。就寝前、床についてから何らかのアイデアが浮かんだ時、すばやくメモを取るためにはどうしたらよいだろうか。

携帯電話で自分宛にメールをする

携帯電話の液晶画面はバックライトを備えているので、部屋の照明をつけなくともメールが書ける。ToDo管理サービスなどとの連携も簡単だ

 枕元に携帯電話があるのなら、アイデアを書き留めたメールを自分宛に送ってしまうという方法がある。

 携帯電話ならバックライトがあるので、わざわざ部屋の照明をつけなくても済んでしまう。メール投稿が可能なToDo管理サービスなどと組み合わせるのも手だ。

本日のレシピ(その1)
使うもの コスト 備考
携帯電話 持っていれば追加料金不要 ToDo管理サービスと組み合わせるともっといい

携帯電話のボイスレコーダー機能を使う

 同じく携帯電話を使った方法として、ボイスレコーダー機能を用い、声で吹き込んでしまう方法もある。

 後日あらためて書き起こす手間はかかるものの、抽象的なアイデアであっても記録が残しやすい上、枕元で手を動かさなくて済むのはメリットだ。Evernoteであればボイス機能を用いることで手軽に録音が行える。


Evernoteのボイス機能を使えば、音声で記録が残せる。いちいち手で書かなくてよいのはメリットだ

本日のレシピ(その2)
使うもの コスト 備考
Evernote 利用料は無料 ボイスレコーダー機能が必須

iPhoneや電子辞書の手書きメモ機能を使う

iPhoneアプリ「FastFinga」であれば、指先で文字を書いたのち、左下の指マークをタッチすることで文字が縮小され、1行に収められる

 最近のデジタルツールは、タッチスクリーンを活用してメモをとれる機能やソフトがある。

 例えばiPhoneアプリ「FastFinga」であれば、指先で文字を書いたのち縮小して1行に収めてくれるので、手書きにありがちな太い文字ではなく、精細なメモを残せる。就寝前や起床直後など、半分夢の中にいるような状況では、筆圧が低くてもスラスラと書けるこうした機能は重宝する。書き終わったあとの保存はくれぐれも忘れずに。

本日のレシピ(その3)
使うもの コスト 備考
FastFinga 価格は115円 iPhoneが必須

LED内蔵ボールペンを使う

 もちろん筆記具を使ってメモする方法もある。LEDを内蔵したボールペンであれば、わざわざ部屋の照明をつけなくとも、手軽にメモを取れる。ノートメモ帳が手近になければ、手のひらや手の甲に書き込んでしまってもよいだろう。


筆記具にこだわるのならLEDライトを内蔵したペンがおすすめ。径がやや太いことを除けば、使い勝手は一般的なボールペンと変わらない。非常時の懐中電灯としても使えるので、枕元に常備しておくのもよいだろう

本日のレシピ(その4)
使うもの コスト 備考
LEDライトペン ブラック 実売630円 枕元に常備すれば非常時にも便利

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