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» 2013年08月16日 11時00分 公開

要検討のことは即決しないあなたの話の9割は相手に伝わっていません(2/2 ページ)

[松本幸夫,Business Media 誠]
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決めた後に変更するのはマイナス評価

book 『あなたの話の9割は相手に伝わっていません』(アスコム)

 だから、やはり、ちょっと判断に迷ったなら「後ほど、こちらから連絡差し上げます」と言うのがいい。「分かりました、後ほど連絡します」と答えて、ダメだと言う人はいない。

 その場で決めてしまって、あとで変更するのはマイナス評価になる。「決断を早く」というのも、ときと場合によるのであって、「迷う」場面では保留したり「考えさせてください」と言うのが、結局はいい決断につながる。

 もちろん、「考えすぎ」は逆に「決断力がない」とも思われかねないので、「明日連絡しますよ」とこちらから言うといい。

 また、社運がかかるような大きな決断であれば「3日以内に連絡します」と言うことも許されるだろう。そういうケースは多くはないだろうが、それでも即決というのは、後悔することは多くなる。

 決断は少々時間をかけて、変更は遅く、というのが賢い人の対応である。

 また、この「考えさせてください」「こちらから連絡します」というのは、セールスの断わりに用いることもできる言い方だ。なぜなら、そう言われたら、それ以上にゴリ押ししにくいからだ。

知らないことは知らないと素直に言おう

 ところで、私の例は、勘違いして即断したことによる失敗だったが、知らないことを知ったかぶりする人もまた、賢いとは思われない。むしろ、

「初めて聞きました」
「知りませんでした」
「教えてください」

というのを口癖にしてしまって、分からないときには「分からない」と言える人が、賢いと思われる。つまり、自分が分かっていないことを「知っている」人である。

 とはいえ、なんでもかんでも「分かりません」ではダメなのは言うまでもない。

 また、これを口癖にすることで謙虚さも示せるので、あの人は「人柄がいい」という好評価も得られる。

ポイント

  • 迷ったら即断しない
  • 分からないことは「知らない」とはっきり言う


(次回は、「思慮深い人だと印象付ける3つのボディランゲージ」について)

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