毎年、ショートショートフィルムの祭典として開催されてきたSSFF。今年、新たなスポンサーとなったのがデロイト トーマツ コンサルティングが展開するデロイト デジタルだ。同社の佐瀬社長は、そもそも映像をビジネスの場で使うことが多くなったとそのきっかけを語る。
「これまでのプレゼンテーションはパワーポイントなどのスライドを使って説明するのが当たり前でした。でも今はここぞというときは映像を使ったプレゼンを有効的に活用します。大勢の多様なステークホルダーに短時間に共通のコンセンサスを得ようとするときに、イメージを持って理解頂けるからです。短時間でしっかりメッセージを伝えるショートフィルムというのはビジネスと非常に相性がいいんです」
さらにプレゼンに映像を使うという実務的な意味だけではなく、SSFFのようなクリエイティブな場に関わることは意味があるという。
「右脳的な価値と掛け合わさることで新たな価値が生まれるんです。コンサルティング会社というと、論理的なイメージを持たれるかと思いますが、当社もそういうクリエイティブな発想を持った人々と掛け合わさらないと、なかなか新たな価値を生み出せないことに気付いているんです。だからこの掛け合わせは当社にとっても武器になると信じています」
20年以上、ショートフィルムに魅了され場を作り続けてきた別所はその変化をどう感じているのか。SSFFに最初に協賛をした企業はマイクロソフトだった。
「代表が退任される前年だったんですが、担当の常務の方は一発で出資を決めてくれた上に、他の企業にも一緒にスポンサードしないか、と声をかけてくれました」
その後、映画祭を続けていくと「自然発生的に企業が集まるようになってきた」という。スポンサードだけではなく、ショートフィルムを作りたい企業が現れることもあった。
2016年からは、企業のブランディングを目的とした作品だけを集めた部門・BRANDED SHORTSを設立した。前述した通り、デロイト デジタルは今年からこの部門のパートナーになっている。企業がショートフィルムに集まってくる理由を別所はこう分析する。
「ひとつは、企業が持っている哲学や物語性を伝えるにはショートフィルムとの相性がよいこと。もうひとつは、ネット社会でコミュニケーションの形が変わったのが大きいのではないでしょうか。マス・メディアのテレビ上での15秒・30秒のコミュニケーションだけでは自分たちの思いが伝えにくい時代の新しいツールとして捉えられているのだと思います。23年前“ショートフィルム”と僕が言ったときには『何それ?』という反応だったのが、今やネット上で山のように見られますから、時代の変化を感じますよね」
SDGsが経営にメリットをもたらす、これだけの理由 デロイトトーマツコンサルティング佐瀬社長に聞いた
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