顧客満足度調査を実施するoricon ME(東京都港区)は、『携帯キャリア』『キャリア格安ブランド』についての満足度調査を実施。その結果、『携帯キャリア』ランキングの総合1位は「楽天モバイル」、『キャリア格安ブランド』ランキングの総合1位はドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」だった。
『携帯キャリア』ランキングの満足度総合1位は、2020年4月に第4のキャリアとしてサービスを開始した「楽天モバイル」だった。同社は全9項目の評価項目のうち、「加入手続き」「初期設定のしやすさ」「料金プラン」「端末のラインアップ」「コストパフォーマンス」「付帯サービス」の6項目で1位を獲得。特に料金プランの分かりやすさ、最適さ、選びやすさなどの小項目からなる評価項目別「料金プラン」では、2位以下と10ポイント近い差の72.8点で1位の評価を得た。
続く総合2位のdocomoは、評価項目別「つながりやすさ」「サポートサービス」「保証サービス」の3項目で1位を獲得した。
実際に「楽天モバイル」を利用している人からは「月額料金が安い。プランがシンプルで分かりやすいのが良かった」(20代・女性)、「1年間携帯料金が無料で、専用アプリからの通話も無料な点が良かった」(20代・女性)、「月額料金が楽天のMVNO回線利用時よりも安くなったことが良かった」(50代・男性)といったコメントがあった。
なお『携帯キャリア』の満足度調査の対象企業は、移動体回線網を自社で保有し、直接自社ブランドで通信サービスを提供する企業4社(NTTドコモ、au、SoftBank、楽天モバイル)とした。また調査対象者は過去1年以内にスマートフォン、フィーチャーフォンの新規契約・機種変更・キャリアの乗り換えのいずれかを行ない、現在メインで利用している全国の15〜84歳までの利用者8444人とし、調査は7月9〜26日の間にインターネットによるアンケートで実施した。
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