リテール大革命

やよい軒、18のキャッシュレス決済に対応する券売機を導入

» 2022年01月21日 13時17分 公開
[ITmedia]

  定食レストラン「やよい軒」を運営するプレナスは、18ブランドのキャッシュレス決済に対応する新たな券売機670台を、やよい軒全国の店舗に1月までに順次導入する。キャッシュレス化することによって、顧客の回転率と利便性を高める狙い。

やよい軒 刷新する新たな券売機

 新たな券売機では、交通系電子マネー9社(Kitaca・Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけん)、2種のクレジットカード(VISA・Mastercard)、2種の電子マネー(楽天Edy・iD)、5種のQRコード決済(PayPay・LINEPay・auPAY・メルペイ・楽天ペイ)の計18ブランドを利用できるようにした。

利用可能キャッシュレスサービス

 刷新する新たな券売機ではQRコードの読み取り機能を生かし、従来よりも多様なサービスのQRクーポンを提供する。サイドメニューや定食の割引クーポンを発行予定だ。

 新しい大型のタッチパネルは、一画面に多くの商品を表示させ快適に商品を選べるようにした。また、サイドメニューの追加なども提案し、顧客の商品選択の幅を広げた。

新券売機画面イメージ

 フィンテック事業を展開するインフキュリオンが全国の16〜69歳5000人を対象に実施した「決済動向2021年12月調査」によると、QRコード決済の利用率は過去最高の56%を記録したという。クレジットカードは78%、felica電子マネーは58%の利用率だった。

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