photokinaも無事終了し、市場は年末商戦に向けて動き出している。そうなるとランキング上では新旧モデルが入り交じる状態となるが、年末向け商品の販売開始はまだ少し先。そんな9月上旬のランキングを見てみよう。
デジタル一眼ランキングの顔ぶれに大きな変化はなく、引き続きキヤノン「EOS Kiss X5(ダブルズームキット)」が1位。上位製品である「EOS Kiss X6i」も登場して3カ月が経過しようとしているが、価格と内容のバランスが高く評価されているのか、X5の人気が非常に長く継続しているのは目を引くところだ。
コンパクトデジカメのランキングでは前回のランク外よりカシオ計算機「EX-ZS150」、ソニー「DSC-W610」がランクインしている。売れ筋モデルの変動はデジタル一眼のランキングに比べて大きく、ランクインの顔ぶれは前回より大きく変わっていないものの、順位の細かな変動が続いている。
結果として9月上旬の段階では、年末商戦にむけて今後、市場へ投入される新製品の影響はまだ見られない。ただ、オリンパス「E-PL5」「E-PM2」(10月上旬発売予定)やソニー「NEX-5R」「NEX-6」(年内発売予定)など、現在ランクインしているモデルの後継機あるいは上位機の投入が既に発表されており、近いうちにランキングへ影響を与えることになりそうだ。
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