第44回 「KLYP+」とレンズでiPhoneカメラを大拡張:荻窪圭のiPhoneカメラ講座(1/2 ページ)

» 2014年02月25日 11時05分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 イタリアにマンフロットというカメラ好きなら必ず知ってるカメラ用品のブランドがあって、三脚や撮影用のライティング機材を出している。いかにもイタリアブランドらしい、しゃれた三脚も出していて好きで使っているんだけれども、そこが2年ほど前から、今一番使われているカメラはiPhoneだ、とばかりにiPhone用ケースを出し始めたのだ。

 そして2014年2月、マンフロット流iPhoneカメラ拡張キット兼ケース、みたいな製品「KLYP+」を出してきたのである(マンフロットから本格撮影を楽しめるiPhoneケース「KLYP+」 専用レンズやLEDライトとのパッケージも)。

 これがなかなか過剰で面白い。

photo 左から、LEDライト、バンパーケース&キックスタンド、コンバージョンレンズセット。これらを組み合わせてiPhoneのカメラ機能を拡張するのだ

ギミックたっぷりの実用型ケース「KLYP+」

 基本は専用のバンパー型ケース。マンフロットのロゴがはいった普通の頑丈そうなケースである。このケースにはちょっとしたギミックが2つある。

 ひとつめはレンズ周りを見ると分かるように、コンバージョンレンズを装着するためのネジが切ってあること。

photo レンズ周りにネジが切ってある

 もうひとつはケースのエッジ。

 ケースのフチにはぐるりとエッジが立っているのだけれど、3カ所だけエッジのないところがある。これがミソだ。エッジのない部分にパーツを取り付け、すっとスライドすることで好きな場所に部品を追加できるのだ。

photophoto 2カ所の隅と、1箇所の側面にパーツ取り付け用の凹みがある
photo その凹みに合わせてセットし、好きな位置にスライドして固定する。これはよいアイデア

 基本キットともいえるパッケージには、バンパーケースのほか、ストラップとスタンド(キックスタンド)が同梱されており、このケースのエッジにキックスタンドを装着する。キックスタンドの取り付け位置によって、縦でも横でも高くも低くも好きなように立てられるのだ。

photo これが基本となるバンパーケースとストラップとキックスタンドのセット。このセットのみ、ブラック/ホワイト/レッド/ピンクの4色展開
photophoto このように縦でも横でも立てられる。キックスタンドの方向や位置を工夫すればかなり自在

 実はコレけっこう便利。閲覧にもいいし、自分撮りなどiPhoneを立てたまま撮りたいときにも使える。さらにキックスタンドに三脚穴がついてるのでそのまま三脚に装着できる。

photo キックスタンドの三脚穴を使ってミニ三脚に装着。写真の三脚はマンフロットの「PIXI」(可愛くておすすめ)。以前はブラックのみだったが、今回、KLYP+に合わせてか、赤&グレーと、ホワイトのカラーバリエーションが追加された

 わたしは、昔、カメラに付属してた「ストラップホールとレンズキャップをつなぐ8字型のヒモ」を使ってケースとキックスタンドをつないでる。これがなかなか具合がよい。

LEDライトをケースに装着

 さらに、専用のLEDライトも別売で用意されている(LEDライトとケースのセットもあるので、LEDライトをメインで使いたい人はそっちを買うとよい)。この3連LEDライトは「SMT LED light with tripod mount」。SMTはサーフェイスマウントテクノロジーの略で、高輝度で演色性が高い(要するに明るくて色がきれい)なLEDライトってことなんだそうな。

 小型LEDライトとしては少々お値段高めなんだけど、microUSB端子がついてて、モバイルバッテリーからも充電できるのがいい。もちろん、KLYP+にがしっと取りつけて撮影用ライトとして使える。室内で撮る時、補助光として、動画撮影時などに使うとよし。

photo 3連LEDライト。下部の三脚用アタッチメントは取り外せる

 このライトは三脚用アタッチメントとセットになっていて、ライトを三脚につけて補助光として使えるほか、この三脚用アタッチメントをKLYP+につければ、iPhoneを三脚に装着できる。

photo 三脚にLEDライトをつければ好きな角度で照射
photo 三脚用アタッチメントを外してKLYP+につければ、このようにiPhoneに強力なライトをつけられる

 まあなんというか、キックスタンドやLEDライトなんかを合わせて合体ロボ的にあれこれできるのが面白い。LEDライトをさらに2つ追加して9灯ライティングとかもその気になればできるし(iPhoneでの撮影にそこまでするか、という話はあるけど、面白いからいいじゃないか)。

 どれも、前モデルの「KLYP」でできてたことではあるんだけど、「KLYP+」の方がよりコンパクトで柔軟になった感じ。ただし、前モデルとはアタッチメントが変わったので旧KLYP用のLEDライトを装着できないのは前モデルユーザーとしてはつらいとこではあるんだけど、まあしょうがないか。

 個人的には、LEDを三脚につけるなりなんなりして、正面ではなく横や上や斜めから光を当てて撮れるのがなかなか楽しい。

photo 右からLEDライトで光を当てて撮ってみたうちの猫
photo どうやらLEDライトが気になるようで、ぽんと放り投げたら遊んでました(笑)

 こういう小型のライトっていろいろなシーンで使えるので、またいずれちゃんとやります。

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