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» 2015年07月07日 09時00分 公開

“Wi-Fiが付いただけ”と思ったら大違い――リコーイメージング「GR II」(2/3 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]

 ついでに、高感度時の絵はどうなったかなと思ってISO3200で比べてみた。同じカットの照明が当たっている箇所と日陰になってる箇所の2カ所でチェック。

GR II 上がGR II、下がGR
GR II 上がGR II、下がGR

 まったく同じセッティングで撮ったつもりなのだけど(そのはず)、ホワイトバランスも微妙に違うし、暗部の処理もGR IIの方がいい。かなりいい。

 もし、GRとGR IIの差は「Wi-Fiだけ」と思ってる人がいたら、ちょっと考え直した方がよいかも。

 というわけで、基本スペックはGRもGR IIも同じで、ISO感度はISO100から最高25600まで、シャッタースピードも1/4000秒から、撮影最短距離もマクロモード時にレンズ前10センチと同じなのだが、写りは微妙に違っているのであった。

 ついでに細かい違いがちょこちょことある。

 GRよりGR IIの方が操作系のカスタマイズの幅が広いとか、GRは35ミリ相当のクロップモードを持ってたけどGR IIは35ミリに加えてさらに47ミリ相当と画角を狭くした設定もできる。

GR II 左がGR、右がGR II。
GR II
GR II
GR II 同じ位置から28ミリ、35ミリクロップと47ミリクロップ。デジタルズームではなくクロップなので画素数は減るが、十分使えるかと

 側面のボタンを押すだけでかけられるデジタルエフェクトに「雅」や「かすか」、HDR調など新しいフィルタが加わった。「雅」はペンタックスユーザーにはお馴染みのもの。「かすか」はペンタックスの「ほのか」に似ている。

GR II 左がGR、右がGR II。エフェクトモードの選択肢が増えてる

GR IIはWi-Fiは搭載したけど、基本はスナップカメラ

 そしてGR IIが新しく搭載したWi-Fi。

 側面のエフェクトボタンを長押しするとWi-Fiがオンになり、他の機器からリモート操作が可能になる。

GR II 左側面のボタンを長押しするとWi-Fiが起動する

 ユニークなのは、専用のアプリではなく、Webアプリ「GR Remote」から操作すること。アプリをダウンロードしてこなくてもいいし、機種やOSの制限もない。

 PCだろうがスマホだろうが、専用のサイトからWebアプリを呼び出し(ブックマークしておけばすぐ呼べる)、Wi-FiでGR IIにつなぐだけでOK。

GR Remote iPhone 6 Plusからつないだ図。画面をよく見ると、Safariだ

 撮影時の画面はこんな感じ。

GR Remote 標準の撮影画面。見ての通り、設定項目はすごく細かい
GR Remote 設定タブに切り替えると、ダイヤルのエミュレートなど細かな設定もできる

GR Remote 撮影モード変更中
GR Remote アドバンストセッティング画面。つまり、カメラのフル機能をスマホなどから使えると思っていい

GR Remote 右側にはクイックビュー機能。撮影した画像のサムネイルを見て、スマホ側に転送するかどうか決められる

 Webアプリなので機種を問わずに使えるのが面白い(ただし、全OS、全ブラウザで試したわけではない)。

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