カメラは約500万画素CMOSのアウトカメラと約30万画素CMOSのインカメラを搭載。静止画の撮影サイズは2592×1944ピクセル。シャッターキーか画面のシャッターアイコンを押すと撮影できるが、任意の個所に触れてフォーカスを当てて撮影することはできない。画面をダブルタップするとズームする。撮影の設定はシンプルで、フラッシュのオート/オン/オフ、ホワイトバランス、明るさと、位置情報のオン/オフを設定できる。
静止画撮影時は、端末の向きに応じてメニューも縦向きと横向きに切り替わるが、動画撮影は横画面に固定される。動画の撮影サイズは最大800×480ピクセル(30fps)で、HDサイズの撮影には対応していない。
日本語入力システムはiWnnを採用しており、QWERTYキーボードとテンキーを利用できる。テンキーはフリック入力にも対応している。ただ、テンキーは片手で入力するには少々幅が大きいが、両手で打つにはキー数が少ないので、横向きのQWERTYキーボードを両手で打つのがよさそうだ。



iWnnのQWERTYキーボード。変換候補の「+」を押すとキーボードが消えてさらに多くの候補が表示される(写真=左端。左中)。文字アイコンを長押しすると、入力方法の変更などができる(写真=右中)。テンキーでは上下左右のフリック入力が可能(写真=右端)5インチの大型ディスプレイを備えているだけあり、ブラウザは1画面にたくさんの情報を表示できる。Android 2.2対応なのでFlashのページもスムーズに閲覧できる。操作面でやや気になったのが、ブラウザのサブメニュー。「新しいウィンドウ」「終了」「ブックマーク」「ウィンドウ」「再読み込み」「その他」の6項目がサブメニューに表示されるが、ここに「進む」がない。1ページ前に「戻る」操作はクリアキーから行えるが、進む操作は「その他」から「進む」を選ぶ必要がある。進むの操作で3ステップを要するのは少々面倒だと感じた。



1画面にたくさんの情報を表示できる(写真=左端)。ダブルタップをすると、読みやすい文字サイズになるよう自動でレイアウトを調整してくれる(写真=左中)。ブラウザのサブメニュー(写真=右中)。「その他」から利用できる項目(写真=右端)タブレット端末は、その大きなボディから携帯性の点では不利だが、001DLのサイズは大きすぎず、小さすぎず、うまくバランスが取れている。電話機として必要十分な機能も備えているので、“1台目”の用途にも耐えられそうだ。ブラウザや電子書籍、SNSなどで積極的に情報にアクセスしたい人にお勧めしたい。
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