NTTドコモは10月5日、Samsung電子製のタブレット型Android端末「GALAXY Tab」を発表。2010年11月下旬以降に発売する。GALAXY TabはGALAXY Sと同じくグローバル展開を目指したスマートフォンで、9月2日に海外向けの製品が発表された。OSはAndroid 2.2を採用。日本向けモデルの型番は「SC-01C」。
ドコモのスマートフォンでは初のタブレット型となるGALAXY Tabは、ワイドSVGA表示(600×1024ピクセル)対応の7インチTFT液晶を搭載し、PC画面と同等の広範囲にWebサイトを表示できる。厚さ約12ミリのスリムなボディは片手での持ちやすさにも配慮した。動画などのリッチコンテンツを長時間利用できるよう、4000mAhの大容量バッテリーも備えている。
ソフトウェアキーボードも大画面で表示できるので、両手でスムーズに文字を入力できる。静電容量式のタッチパネルはマルチタッチに対応しており、ブラウザやGoogle マップなどをピンチイン/アウトで縮小/拡大できる。Twitterやmixiなどを一括で見られる「SNS browser」、登録した都市(最大5カ国)の現在時刻が分かる「World Clock」、天気や予定をチェックできる「Daily Briefing」などウィジェットも多数プリインストールしており、大画面で楽しめる。
iモードアドレスを使ってメールを送受信できる「spモード」や、ドコモのアプリポータルサイト「ドコモマーケット」にも対応。無線LANやBluetooth、DLNAもサポートしている。カメラは有効約320万画素のアウトカメラ、有効約120万画素のインカメラを搭載(ただしテレビ電話には対応していない)。通話も可能だが、レシーバーを備えていないので、スピーカーから音声を出力させるか、ヘッドセットを使って通話する。
このほか、Officeファイルの編集や閲覧が可能な「ThinkFree Office」、ナビゲーションアプリ「いつもNAVI」、英語と韓国語に対応した辞書「Dio Dict」なども用意。また、ドコモが10月下旬から12月下旬にかけて実施する、電子書籍のトライアルサービスにも対応する。
機種名 | GALAXY Tab(SC-01C) |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約121×191×12.1ミリ |
重さ | 約382グラム |
連続通話時間 | 約880分(GSM:2050分) |
連続待受時間 | 約1450時間(GSM:約1160時間) |
アウトカメラ | 有効約320万画素CMOS |
インカメラ | 有効約130万画素CMOS |
外部メモリ | microSDHC/最大32Gバイト |
内蔵メモリ | 16Gバイト |
メインディスプレイ | 約7インチワイドSVGA(600×1024ピクセル)TFT液晶 |
サブディスプレイ | − |
OS | Android OS 2.2 |
主な機能、アプリ | 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth(3.0+EDR)、GPS、spモード、ドコモマーケット、Android マーケット、いつもNAVI、Evernote、YouTube、ThinkFree Office、SNS Browser、Daily Briefing、AllShare、spritebackup、Write and go ほか |
ボディカラー | Chic White |
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