基幹システム「SAP R/3」の安定稼働を目指し、システムの再構築を検討している四国電力は、情報活用基盤にアシストのBI製品「WebFOCUS」を採用した。
四国電力は、情報活用基盤にビジネスインテリジェンス(BI)製品「WebFOCUS」を採用した。ツールを提供するアシストが11月19日に発表した。
同社は、基幹システム「SAP R/3」の安定稼働を目指し、2009年にバージョンアップを予定している。刷新するSAP R/3上で安定稼働する帳票システムの構築も検討していた。
ツールの選定要件は、(1)構築・運用における技術支援、(2)既存の帳票システムの移行、(3)SAP R/3のサーバに負荷を与えない帳票出力、(4)ユーザーごとの帳票システムへのアクセス制限――の4点。これらを満たす製品として、WebFOCUSと帳票開発支援ソフトウェア「WebFOCUS帳票オプション」を採用した。
構築を担当したのは四国電力グループの子会社のSTNet。3月に人事管理パッケージ、8月に121種類の帳票を移行した。
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