本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回は、パスが通ったディレクトリのファイルを検索する「where」を紹介する。
指定したパターンにマッチしたファイルを検索する。標準では現在のフォルダ、PATH環境変数で指定されている、いわゆるパスの通ったフォルダの中で検索する。
オプション | 使用例 | 詳細 |
---|---|---|
(パターン) | where win*.dll | 現在のフォルダおよびPATHで指定されているフォルダ内でパターンに一致したファイル名をフルパスで表示する。使用例では、win*dllを$windirや$windir\system32などで検索している |
/R | where /R c:\windows *.exe *.dll *.bat | 検索するフォルダを指定。使用例では、c:\windowsフォルダで*.exe, *.dll, *.batに一致するファイルすべてを表示している |
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