コラム
» 2009年11月06日 17時02分 公開

GoogleはMicrosoftを恐れるべき――その理由は (2/2)

[Don Reisinger,eWEEK]
eWEEK
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6. Bingはかなりの優れもの

 Microsoft Liveは大したものではなかった。だがユーザーがBingを試してみたら、その検索結果に満足するだろう。BingはGoogleで見られるのとほぼ同じ検索結果を提供する。それにビジュアル検索などの付加機能のおかげで、Google検索にはないものが幾つか加わっている。Bingが検索市場で勢力を伸ばす理由はある。Bingはかなりの優れものなのだ。

7. MicrosoftはGoogleを狙っている

 GoogleはMicrosoftを標的に据えているかもしれないが、MicrosoftもまたGoogleに狙いを付けている。Microsoftは市場におけるGoogleの影響を押さえ込むための戦略を用意している。同社は自分のやりたいことを分かっている。それに資金力があるので、Microsoftにチャンスがないとは簡単には言えないと思う。

8. 企業はMicrosoftを信頼している

 Googleはコンシューマー分野では好調かもしれないが、法人分野ではまだ大きく後れている。同社のモバイルプラットフォームはまだ法人を取り込めていない。Googleドキュメントは、Microsoft Officeから企業ユーザーを奪えるだけの十分な価値を提供していない。これら2つの重要な要素がなければ、Googleはいずれのサービスでも大したことはできないだろう。

9. 「未来はクラウドにあり」をMicrosoftも理解している

 Googleは、未来はインターネット上にあるということを分かっているかもしれないが、Microsoftもそれを理解しているはずだ。MicrosoftはWebでGoogleと戦うつもりだということを明確にしている。Officeなどより多くの自社サービスをインターネットに展開し始めている。Microsoftはクラウドコンピューティングのトレンドに深く踏み込んでいる。

10. Windows 7は未知の要因

 Windows Vistaは使い物にならなかったかもしれないが、Windows 7は別物だ。Windows 7のありのままの姿――Vistaが本来そうあるべきだった姿――を見ているユーザーは、同OSに満足している。Windows 7が成功するほど、Googleがソフトウェア市場に進出する上での問題は大きくなる。Googleはそれを知っているし、Microsoftも分かっている。

 Googleは現状に満足しすぎてはいけない。Microsoftはこの戦いに深く食い込んでいる。

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